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小川村へ移住をお考えの方へ 移住先市町村の話題

update : 2018.04.24

写真:小川村役場提供

小川村は、長野県の北部、長野市の西隣に位置し、雄大な北アルプスの眺望が自慢で「日本で最も美しい村連合」にも加盟しています。人口は2600人ほどの小さな村で、その面積の7割が山林で、標高500〜1000mの地域で人々が暮らしを営んでいます。春夏秋冬、里山の自然と星が美しい場所としても知られています。

総合戦略推進室(兼おやき研究所)の竹村室長と中村主任、横矢主任に小川村の移住への取り組みについてうかがいました。

写真:左から総合戦略推進室(兼おやき研究所)の中村主任、竹村室長、横矢主任

小川村は日本で最も美しい村のひとつと言われていますが?

自然が豊かな村でほど良い田舎、長野市へも車で3、40分ほどで通勤できる距離ですが北アルプスの景色も最高で日常的に眺めることができます。また、村内の大洞高原(標高1000m)の天文台からは標高が高いので、空が近く星空が綺麗に見えます。自然豊かなので子供達が元気、少子高齢化ではあるがそんな子供達の声に元気をもらっている村民も多いです。村の子供たちを大切にしているので少しづつではあるがそんな村の雰囲気に魅力を感じて移住者も増えている状況です。

写真:小川村役場提供

写真:小川村役場提供

まわりの町村に比べ移住者が増加傾向にあるようですが?

村営住宅を整備したり、地方創生の一環もあり「おやき研究所」という移住者支援と村内での起業のサポートやアドバイスをトータルでフォローさせていただく体制を整えました。

おやき研究所というのは?

行政や民間の農協さん、森林組合さん、商工会さん、金融機関さんそして移住コーディネーターなどが一緒になり移住者の方を歓迎しますよ、という受け入れ体制の組織です。その事務局を役場の総合戦略推進室が兼ねています。

小川村はおやき産業発祥の地ということもあり、地場産業としておやき産業のような村に根ざした新たなお仕事をどんどん支援したいと願い「おやき」という村の成功事例でもあるキーワードをトータル移住支援の組織名にあえて使用しました。「おやき」という響きに?となる方もいますが、それも興味をもっていただくための狙いです(笑)。

具体的には「起業カフェ」など東京で就職相談を行ったり村内のお仕事相談をさせていただいたり、空き家案内など住居探しのお手伝いをさせていただいたり、農業をやりたいという方の相談にものらせていただいています。

この春、新たに移住者向けの宿泊体験施設が完成するそうですが?

いきなり移住というよりまずは、一度小川村に来てみていただくのが良いと思います。そうして興味を持っていただけたら、移住体験などでステップをふんで、環境的にも小川村を気に入っていただけたら空き家を新たに取得されるのが良いと思います。

また、今、村では都会と村内を行き来しながら暮らす「二地域居住」のPRにも力を入れています。この春に村内の大洞高原に信州産の木材を使い、薪ストーブで自然エネルギーを生かすモデル住宅(1戸建で畳の和室が10平米、洋間のLDKが28平米、ロフト、薪ストーブ設備)を建設しました。

希望者には一泊5000円で(一人でも家族でも)最長1週間、年4回まで貸し出し、体験的に暮らしていただけます。農業をやってみたいとか、田舎暮らしを体験したいとか目的に合わせ、春夏秋冬利用していただけます。そこで移住の雰囲気をあじわっていただき、ゆくゆくは小川村に住んでいただければ幸いです。

写真:移住体験モデル住宅

写真:小川村役場提供

または移住希望者向けに3年前からはじめたシェアハウス「自給自足学園」という、もともとペンションだったものを村が借り受けて農業体験だとか空き家探しで村を見に来る方に無料で部屋を提供する施設もあります。

定員は5名〜10名で1週間〜2ヶ月程度の短・中期移住体験になりますが、日帰りや週末プログラムも対応可能です。季節に応じた農業の自給自足体験や薪わり、雪かきなどの生活体験、郷土食づくり体験などをしていただけ、年に15,6件ほどの利用があります。その中で農業をやりたいという方が3人程クラインガルテンに入りました。

写真:自給自足学園

写真:自給自足学園

写真:小川村役場提供

クラインガルテンというのはもともと週末だけ農業をやりたいという方向けの二地域居住のために整備した、菜園付き休憩施設です。木造のログハウスでシャワーやトイレも完備されていますので、今は年間をとおして住まわれる方もいます。年間25万円で最長5年間利用できるということもあり、今は9棟すべて満室の状況です。

写真:三角屋根のクラインガルテン

空き家ツアーは行っていますか?

昨年は1回、一昨年も1回行いまして今年も時期は未定ですが行う予定です。

空き家巡りや先輩移住者との交流会のほか、去年は秋のツアーでしたのでりんご狩り体験も行いました。天気にもよりますが、農業体験として大豆の収穫を企画することもあります。そして村内にある250件ほどの空き家のうち、空き家バンクに登録してある22件の中で、村を代表するような古民家的なモノを2,3件回りました。

それと長野市を中心にした周辺市町村と連携した移住ツアーも年に1回あります。また、移住ツアー以外にもそれぞれ個人々で、内容の濃い空き家案内をいつでも対応させていただきます。

空き家について補助などはありますか?

「空き家改修事業補助金」として村内の空き家改修時に補助があります。10万円以上の工事が対象ですが最高で100万円、事業費の50%(改修に200万円掛かれば100万円)が補助されます。下水道の分担金については限度額20万円まで補助されます。

また、「空き家活用事業補助金」として空き家の家財整理を業者委託する費用には20万円まで補助します(空き家バンク登録者に限ります)。

農地付き空き家が取得しやすくなったそうですが?

今年度から規制が緩和され、移住者向けに空き家バンク登録者には、空き家に付属した農地が取得しやすくなりました。今までは(農地法の関係で)農地は農家でないと取得できなかったのですが例えば、移住者が農地を1アール耕作することが可能であれば、農地取得(農業委員会の認可がおりれば)できるようになりました。

お仕事はどのように探せば良いでしょうか?

小川村でのスタイルはご夫婦で移住されるなら、どちらか一人は安定した現金収入があり、もう一人は自分の夢を叶えるとか、半分半分で協力体制で暮らされるのが現実的です。そうではなくて自分で起業するんだという方には、もちろん応援もさせていただいています。

昨年から新たに「コミュニティ・スモール・ビジネス起業支援金」として県外からの移住者が村内において、新たに起業する経費の一部を補助しています。審査はありますが最高100万円まで補助しています。また、村としてご紹介できるお仕事は、おやき産業や地元の工場などがあります。

また、長野市までは車で3,40分なので仕事は長野市で、暮らしは小川村というスタイルも主流です。ほかには「おしごとながの」という求人サイトでさがすのも一つの方法です。

写真;小川村役場提供

子育て支援などはありますか?

「結婚祝金」として結婚して村内に居住する夫婦に3年間で30万円まで1年ごとに支給します。また「すこやか成長祝金」として子どもの出生時及び成長の節目に祝い金を支給します。第1子・2子出生時各5万円、第3子出生時10万円、第4子以降出生時20万円、さらに4歳到達時3万円、小学校入学時に5万円を支給します。

また、村内は電車がなく、高校生のバス通学費を年間20万円まで補助しています。

冬の暮らしでアドバイスはありますか?

長野県の北部なので雪はそこそこ降ります。ですので冬は小回りがきく4輪駆動の軽自動車が重宝すると思います。雪かきについては生活路線は行政が行いますが、各家の屋根の雪等は個人にお任せしています。村では標高差が500mありますので、標高の高い所では屋根の雪下ろしもあります。

また通年で農業を考えている方は、冬期間の農業はできないので冬期間の現金収入は農業以外で考える必要があります。

移住後のフォローはありますか?

村では移住者支援の「おやき研究所」もあり、悩み相談や困りごとなどの受け入れ体制は整っているので気軽にいらしてください。

また、地域になじんでもらうアドバイスもさせていただいています。そのために地域の行事(お祭りや公民館行事など)に参加していただいて少しづつ村や村民に親しんでください。

写真:小川村マスコットキャラクター、おやキング

 

松川村へ移住をお考えの方へ 移住先市町村の話題

update : 2017.05.30

松川村は、大北地域とよばれる長野県北部にあります。雄大な北アルプスのふもと、美しい田園風景が広がる豊かな自然と利便性が調和した暮らしにちょうどいい村です。 移住の取り組みについて、松川村総務課・一万人復活特命係長の畠山正英様、地域おこし協力隊の川上洋一様にお話を伺いました。

松川村役場の外観写真

 

松川村の移住・定住への取り組みを教えてください。

移住・定住促進のために、平成29年度4月に新設した村独自の支援として、新たに住宅を取得し、松川村に居住する方に対して最大100万円の補助を行っています。補助対象には条件がいくつかありますが、それを満たせば転入者、村内転居の場合は補助を受けることができます。
また、新婚世帯への住居費や引っ越し費用を補助する制度も整備しています。
平林村長の「子どもは村の宝」という考えもあり、子育て支援がとても充実しています。
0歳から高校3年生までの通院・入院費用は500円を越えた自己負担額を全額助成しています。
転入者の方には「ウェルカムドリンク」として水を贈っています。

住居はどのように探せばいいですか。

地元の不動産業者を紹介しています。空き家バンクについては、村内の不動産業者と村が10月に協定を結びましたので、今後はより広く村内物件をご案内していく予定です。現在7戸が販売済みとなっています。
他の地域と比べると土地が求めやすい価格なのではないかと思います。新居を構えたい方は助成制度もありますので、ぜひお越しいただきたいですね。
賃貸物件もアパートなどが30棟以上ありますので、まずは賃貸で松川村を知っていただき、定住していただければと思います。

 

どのような方から相談がありますか。

子育て世代から退職された方までの広い年齢層の方からの相談があります。松川村の事は知らなかったけれど、話を聞いてみて子育て支援が充実していることを知り、興味をもっていただいた方もいらっしゃいます。
相談件数も平均すると月10件ほどあります。

 

相談会などは設けていますか?

今年は「魅力体験ツアー」と「生活圏視察ツアー」を企画しました。
「魅力体験ツアー」は、村の農家さんの自宅に宿泊して、農業体験やおやき作り体験などをしていただく一泊二日のツアーです。
「生活圏視察ツアー」は、移住・定住を検討される方に、教育施設、医療機関、スーパーなど実際の生活で気になる場所を見ていただくものです。こちらは随時募集となっておりますので、ぜひお申込みいただきたいです。
この素晴らしい松川村を多くの方に知っていただきたいので、東京などの首都圏や関西圏で開催されている移住セミナーへ積極的に参加したり、松川村単独でセミナーを開催したりしています。

「魅力体験ツアー」と「生活圏視察ツアー」のチラシ

 

松川村の冬はいかがでしょうか。

松川村は大北地域に属しますが、冬の積雪はそれほど多くありません。積雪10cmで除雪作業が入ります。雪かきはひと冬に数回程度で、屋根雪を下ろす必要はありません。
寒さはマイナス10度以下になる日もある長野県としては普通の寒さです。川上さんは福岡出身ですが、マイナス10度でも自転車で出勤されるそうです。

 

最後に、移住希望者の方にアドバイスをお願いします。

安曇野の原風景がある松川村にぜひ足を運んでいただきたいと思います。田舎のイメージは人それぞれ違うと思いますが、実際に松川村を見ていただければ、ほどよく田舎で暮らしやすい村だということを体感していただけるはずです。

松川村役場

取材を終えて

安曇野の原風景を守る村として、村の西側は建物建築の制限を設けているそうです。役場のある中心地から数分車で行くと、これぞ安曇野という田園風景が広がります。村の特産物であるリンゴが収穫期で、フラッと畑にお邪魔してみました。初めて会う地元の方とのお話が楽しく、美味しいリンゴの見分け方も教えていただきました。秋の風は肌寒かったですが、心はほっこりと温かくなりました。
松川村りんごの木

小布施町へ移住をお考えの方へ 移住先市町村の話題

update : 2017.03.30

小布施町は、長野県北部の長野盆地に位置する自然豊かな農村地帯です。人口は1万2千人ほどで、町役場を中心に半径2kmの範囲にほとんどの集落が入る小さな町です。小布施栗の産地として注目されています。 小布施町役場企画政策課の宮崎様と定住移住コーディネーターの中田様に移住への取り組みについてお話を伺いました

 

小布施町への移住相談はどのくらいありますか?

年間で70件ほどの相談を受けます。ほとんどが首都圏で行う移住セミナーでの個別相談になります。そこで年に2回ほど開催しているツアーのご紹介をして、実際に小布施に来ていただくというのが多いですね。

 

ツアーはどのような内容で開催していますか?

体験ツアーと空き家ツアーを行っています。(28年度)
体験ツアーは一泊二日で、町内を巡って地元の方々との交流をしていただきます。ここで、小布施のリアルライフが伝わるようにしています。二日目は物件めぐりです。大体5,6軒の空き家をご紹介しています。まだまだ物件数は少ないのですが、空き家や空き店舗の情報を収集しているところです。
空き家ツアーは半日で、物件探しのためだけにご用意しています。

 

小布施町での暮らし方はどのようになるでしょうか。

小布施への移住は、「のんびり田舎暮らし」というよりは、「アクティブ田舎暮らし」になると思います。7月には小布施ミニマラソンという町内を見ながら楽しく走るマラソンがあります。これには、町民が1万人のところ、8千人の参加者が集まります。その他には、ボルダリングやオールシーズン対応のジャンプ台などがあります。最近では、ドイツ発祥のニュースポーツ「スラックライン」がとても有名です。
また、地域でのイベントも多く開催されており、毎月どこかの地域でイベントをやっているような状態です。地域活動とはまた違う町民の交流の場となっています。
移住されてくる方は、こうしたイベントやスポーツイベントに参加することで地域とのつながりを持ちやすくなるのではないかと思います。

また、「小布施若者会議」という若い世代を中心としたこれからの小布施町の未来を議論する場があります。そこで、移住定住に関する話し合いが持たれたり、まちづくりの議論が活発に行われたりしています。若い世代や大学と連携したまちづくりが展開されているので、この会議への参加も新しい出会いのきっかけになるのではないでしょうか。

 

中田さんは平成28年から移住定住コーディネーターを委託されているとのことですが、どのような活動をされていますか?

主な活動は、長野県主催の移住セミナーへの参加、ツアーの企画、空き家物件の情報収集、建築関係の仕事をしている関係もあり、物件契約のサポートもしています。
移住定住促進と地元コミュニティを今より活発にしたいと考えており、最近空き物件をリノベーションしてコミュニティハウスの管理を始めました。地元で活動している工芸家の作品展や各種イベント、キッチンも用意しているので、ママ友が集まることもできます。移住をされた方が地元で友達を増やして、快適な小布施ライフを楽しんでもらえる場所にしていきたいと思っています。

 

移住に関する支援はどのようなものがありますか?

新規就農を検討される方には、就農支援制度があります。45歳未満で独立・自営就農する農業者に対し、農業を始めてから経営が安定するまでの就農初期段階に年間最大150万円を給付する「経営開始型事業」を実施しています。農地を借りたいという方にも情報を提供しています。
移住定住に関しては、現在「小布施移住サポート会議」というサイトを立ち上げて、仕事、物件、イベントなどの情報提供をしていますので、ぜひご覧いただければと思います。

 

取材を終えて

小布施町役場の周りには商店街や観光施設がギュッと集まっていました。車でちょっと走ると栗畑や果樹園が一面に広がり、一気に雰囲気が変わります。夕方のお寺ではスラックラインをしている学生や友達と遊んでいる小学生がいました。子どもがきっかけで親もスラックラインを始めた方が多くいるそうです。コンパクトな町だからこその暮らし方、楽しみ方がたくさんあるのだろうと思いました。


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