信州田舎暮らしセミナー(有楽町)イベントレポート
update : 2015.03.19
3/15、有楽町のふるさと回帰支援センターにて「信州田舎暮らしセミナー」が開催されました。 会場には40人近くの方が参加し、熱心に耳を傾けていました。
今回は
1.市町村の魅力紹介
木島平村、小布施町、大町市、岡谷市、茅野市、原村、駒ヶ根市、飯島町がそれぞれの魅力を紹介しました。
2.移住者体験談
小布施町にお住まいのマークさんが移住者の声を語りました。
3.個別相談
各市町村、長野県宅地建物取引業協会が個別に相談に乗りました。
まずは岡谷市です。
諏訪湖の北側に位置する、製造業の多い「ものづくりの街」です。
気候は夏は湿度が低くからっとしてて、冬は湿度が首都圏などと比べ高くなります。
日照時間の長い明るい土地です。
就労支援では、工業系に力を入れています。
「テクノプラザおかや」と言う施設があり、工業系の就労支援としてUIターン、再就職説明会を開催しています。
岡谷市には保育園が定員1,600名あり、現在は待機児童はゼロで余裕のある状態です。
就農希望者向けに「いきいきファーム事業」を行っており、農業を管理者の指導の下体験して身に付けていただくことができます。昨年度の参加者のうち1組がそのまま移住されました。
原村です。
原村は八ヶ岳のふもと標高900m~1300mに緩やかに広がる高原地帯です。レタスやセロリなどの高原野菜の生産が盛んです。
県内では珍しく山や谷といったものが少ないので、土砂崩れなどが起こらず、また高い山に守られて台風の被害も少ない災害に強い土地です。
医療面では、近隣に諏訪中央病院が、村内には診療所と歯科医院があります。
村内の上水道は、八ヶ岳の天然のミネラルウォーターを水道水としてぜいたくに使用しています。下水道の普及率も87.4%と県内トップクラスです。
子育て世代を支援するため、保育園幼稚園の通園補助としてガソリン等の交通費を50%補助しています。また、保育料は2人目は半額、3人目以降は無料としています。
定住促進策として、40歳未満の方が住居を建設して定住する場合に、50万円の補助金を提供しています。
H27年5月に田舎暮らし現地見学会を開催予定です。
1日目は村の紹介と田舎暮らし案内人との交流、2日目は現地不動産の見学などを予定しています。
つづいて小布施町です。
今回は、街の紹介と小布施町へ移住した方の声をお届けします。
小布施は人口12,000人のだいたい4km四方に納まる小さな町です。
住民のほとんどは近隣の長野市、須坂市に勤めています。
まちなみ整備、生活環境整備に力を入れています。
住民参加の街づくりが盛んで、図書館をつくったり外の企業と一緒に新しいお店をオープンしたりしています。
また、「にぎわい」を大事にしていて、「町で常に何かやっていて楽しい」ということを生活の生きがいに持っていただこうとしています。
若者の文化も大事にしていて、ボルダリングやスラックラインができたりします。
町内には16病院、幼稚園は2つあります。
もともと町内にあるものと、住民と外から来た人とつなげるような政策を行おうとしています。
その一つ、若者のための政策として「若者会議」を開催。夏の1週間サマースクールとしてハーバード大学の教育プログラムを開催しました。
農業を望まれる方も多いですが、就農する場所を考えたとき、そこの町を好きになるかそこの住民を好きになれるかと、地元の人と仲良くなれるのでコミュニケーション能力が大事です。
町では相談から体験、独立という一環した支援を町では行いおよそ7年で一人前の農家へ育てています。
町内のベテラン農家の型の中から、指導者を選んで指導を受けることができたり、住まいと農地、倉庫については困らないようにする支援もあります。
この後、移住者の方が製作したイメージビデオを上映しました。
地元の方も外から来た方も「楽しいから住んでいる」のが小布施町です。
移住経験者、ハートさんの体験談です。
ハートさんは長野オリンピック組織委員会に入り、西欧を担当に各国間の調整を行っていました。その後、結婚を機に奥さんの地元近くの小布施に居を構えました。
奥さんの同級生のつながりで、小布施に物件を手に入れられ暮らし始めました。
小布施と言う町は、昔は物流の拠点として栄えていましたが、現代になると外の人との交流を増やしていかないといけないと考えが変わってきた町です。
この地に落ち着こうと決まったきっかけは、娘が1年生になったとき、放課後の子供教室に居場所を見つけられたことです。
1年から6年生まで一緒になって一年間通して、お米や味噌を作ったりとさまざまな活動をしているのが特色です。
子供たちに小布施を「ふるさと」として与えられると思い、ここへの定住を決心しました。
空き家はなかなか市場に出ないので、いいなと思ったらすぐに飛び込んで体験してみるといいです。
子供が増えて手狭になったので、古い旅館の跡地へ家を建てました。結局すべて取り壊して新築となりましたが、立派な梁があったので使いたかったので、化粧材として再利用しました。
この町は、小さな町なだけに集落の住民の結びつき、アイデンティティが強いです。
なので、「めんどくさい幸せ」と言う言葉がぴったりです。
会場では、大町市で採取した天然水が振舞われていました。
個別相談会では、来場者が各市町村のブースへ次々と相談に訪れ、関心の高さをうかがわせました。
宅建協会のブースには参加者の物件相談に相澤様が対応していました。
参加していた移住希望者の方にお話を伺いました。
松谷様(20代女性 職業:広報)
フリーランスの方を企業とをつなぐ会社に勤めています。全国で在宅勤務の方へセミナーを行っていたりします。
業務でも地方での関わりを強くして生きたいと考えていて、また個人的にも興味があったため参加しました。
出身が三重県で実家が結構山の中なので、田舎暮らしや農業に興味があります。年齢的にもそろそろ次のステップを考えたいので、少しずつ情報収集を始めたところです。
比較的首都圏へのアクセスが良い諏訪地方がいいかなと思い、個別相談をしてみたいと思います。
三浦様(60代女性)
以前、ふるさと回帰支援センターへ相談に来たときにお勧めされて、駒ヶ根市が気に入って検討しています。
現在は板橋区に住んでいますが、静かなところへ移り住みたいと思っています。
信州は祖父が存命中に月に一回くらいの割合で訪れていたので、なじみがあります。中古物件を探していて、今度物件を紹介していただいて見学に行きます。
移住したとしても、車の免許がないのが不安です。
H26年度の長野県主催の移住セミナーは今回が最後です。
来年度も5月より開催が予定されています。
詳しくは、長野県企画進行部地域振興課までお問い合わせください。
※記事の内容は取材時のものです。最新の詳細については市町村や取材元にご確認ください。
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