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ぐるっとながの無料移住相談会‘17春(東京)イベントレポート

update : 2017.04.25

平成29年4月7日(金)、8日(土)に「ぐるっとながの無料移住相談会‘17春」が東京・八重洲にある移住・交流情報ガーデンにて開催されました。
移住相談で最も多い質問である「仕事」のことにフォーカスして先輩移住者の経験談や職業相談のプロフェッショナルによる長野県のお仕事事情などが紹介されました。
会場には、市町村の担当者による個別相談会も同時開催されました。移住・交流情報ガーデンは、東京駅八重洲口から徒歩3分ほどの場所にあります。相談コーナーでは、移住、就農、仕事などに関する事を相談員に直接聞くことができ、パソコンでの情報検索も可能です。また、地域資料閲覧コーナーでは、自治体のパンフレットを自由に見ることができます。セミナーコーナーでは、様々な自治体が移住セミナーをさかんに開催しています。

 

【先輩移住者の体験談】遠藤和之さん

遠藤和之さんは、東京都港区出身で2015年に長野市へ移住しました。知り合いの結婚式でたまたま席が一緒になった現職の代表とのご縁により長野市で仕事をする事になったそうです。これがなければ、縁もゆかりもない長野市に移住し働くという選択肢は人生の中に全くなかったとのこと。東京で生まれ育った遠藤さんが長野市に移住して1年経った今、感じた事を5つに分けて紹介してくださいました。
1.ビジネスとプライベートのバランスがとりやすい。
2.家賃が安い。一戸建てをもつという選択肢がある。
3.車が持てる。駐車場代が安い。
4.犯罪が少ない。
5.実は東京が近い。
東京での生活経験がある渡辺さんは、家賃や駐車場代などの固定費を比較したり、自然豊かな長野では仕事でのストレス解消されやすい事を伝えたりと移住体験者の生の声を伝えてくださいました。東京と比べると平均年収が低い長野県ですが、固定費がかからない事で生活水準をそれほど下げる事なく生活ができるそうです。都心での駐車場代が1ヶ月5万円というお話には、会場からはどよめきがあがりました。
「移住=田舎暮らし」というイメージがあるけれど、それだけではなく「地方都市で生活する」という選択肢もあると力強く経験談を語ってくださいました。

 

【先輩移住者の体験談】浅山和樹さん

浅山和樹さんは、長野県木曽郡出身。進学・就職で25年ほど首都圏にて過ごした後、「雪に囲まれて暮らしたい」という思いから2016年信濃町に移住しました。現在は、地域おこし協力隊として活躍されています。浅山さんは「田舎ぐらしあるある」を紹介してくださいました。
・朝が早い
雪の季節には、雪かきをしてから仕事に行かなくてはならないので、その時間を逆算して起きなくてはならない。
・時間に適当(いい意味で)
ご高齢の方が多いせいか、地域の特性なのか30分前には作業開始というのが慣例のようになっている。
・「おすそわけ」の量がちょっと普通ではない。
野菜を作っている方が周りにいるので、色々な種類の野菜を大量にいただいてしまって困ることがよくある。
・近い、遠いは距離ではなく「時間」で判断する。
首都圏では片道50kmというととてつもない時間がかかりそうだけれど、田舎では1時間ほどで移動できてしまうため、このくらいの距離は「近い」という判断になる。
浅山さんは、「せっかく移住するならば、自分たちが叶えたいライフスタイルで生活するのが一番」とご自身の経験から熱く語られていました。

 

【おしごとながの案内】横地容子さん

横地さんは、産業カウンセラーで長野の雇用状況を伝えつつ、仕事探しに関するカウセリングを行っています。仕事を探す際に必要なことは、「経験の棚卸し」をすることです。自分の今までの経験を活かす職種に出会うためには、選択肢を広げることで大きな可能性があります。専門家に相談することで、自分では気づくことのできなかった可能性が見つかることがあるので、ぜひ相談をしてほしいとのことでした。
また、長野市周辺市町村の就職情報検索サイト「おしごとながの」の紹介がありました。ハローワークには掲載されていない求人情報や企業情報が多く掲載されています。
おしごとながの http://oshigoto.nagano.jp

 

相談に来られていた男性にお話を伺いました。
初参加の感想をお聞かせください。

移住セミナーに参加するのは今回が初めてです。自分が移住を希望する市町村の担当者に直接話を聞けることはとてもいいと思いました。話をしているうちに疑問に思うことがあっても、その場で質問することができますし。今日も、いくつか質問を用意してきましたが、その8割は解決することができました。あとは、現地にいって住居と仕事を探すだけです。

 

取材を終えて

セミナー初参加の男性は、すぐにでも現地に行って行動し、できるだけ早く長野に移住したいと話してくださいました。市町村の担当者に熱心に相談をしており、不安に思っていたことが解消されたようです。セミナー後半では、晴れやかなお顔で参加されていました。
インターネットで調べるだけでは分からないフレッシュな現地情報が手に入る移住セミナーは、移住を検討されている方には多く参加していただき、ご自分に合った移住先を見つけていただきたいと思いました。

※記事の内容は取材時のものです。最新の詳細については市町村や取材元にご確認ください。


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