長野県への移住をぶっちゃけ!市町村の自慢&裏トークイベントレポート
update : 2017.05.30
平成29年5月20日(土)に「長野県への移住をぶっちゃけ!市町村の自慢&裏トーク」が東京交通会館8階「ふるさと回帰支援センター」にて開催されました。
東京交通会館は、JR有楽町駅から歩いて1分の場所にあります。ふるさと回帰支援センターは相談員が常駐しており、直接移住に関する話を聞けるとともに、様々な地域の情報がワンフロアに集まっているので、移住を検討している方にはピッタリの場所です。
セミナー当日は約20名の参加者が市町村担当者や移住体験者の話に耳をかたむけていました。
「相談員のぶっちゃけ話」でセミナースタートです。
男性相談員は異動のため、3月から東京での生活を始めたところ体重が2kg減少したそうです。東京は生活の中で歩く機会がとても多いと感じており、長野県は主な移動手段が車なので、移住したらもしかすると運動不足になってしまうかもしれませんので身体を動かす習慣づくりをオススメしますと実体験を元にお話されました。
【長野県ってこんなところ】
相談員の方が、長野県の紹介と移住を検討する際に気をつけてほしい点をアドバイスされました。
冬がやはり寒い地域ですが、一年間の寒暖の差が激しいので、四季がハッキリしているため、それぞれの季節のよさを楽しむことができるのが長野県のいいところです。
寒いと言っても人によって寒さの感じ方が違うので、相談に来られる方には「実際の冬を体験してください」と伝えています。
移住したい地域を訪れて、そこで理想の暮らしが実現できるのかを確かめてほしいと思います。
【住まいの情報】
物件探しのコツを不動産探しのプロである長野県宅建協会の方がお話してくださいました。
・インターネットには出していない情報もあるので、足を運んでみる。
・「職場=居住地」とは限らないので、離れた場所も検討してみる。
・不動産会社は日曜休みのところがあるので事前連絡は必須!!
後の移住体験談でも日曜日に不動産会社を訪れたところ、休業日だったというお話がありました。田舎ならではかもしれませんが、せっかく交通費をかけて行くことなので、参加された方も大きくうなずいていました。
【ゲストトーク 先輩移住者の移住体験談】
宮崎健さんは2016年4月に横浜市から須坂市に移住しました。高校教師の経験を活かし、現在も地域の中学校で英語を教えるなど精力的に活動中です。
宮崎さんが移住を考えたきっかけは、「間もなくくる定年退職」。この後のライフワークを考えた時に「大好きな山があるところでもう一度英語を教えたい。」「若者の国際交流を促進したい。」「自給自足の生活をやってみたい」と思いました。これを実現させるためにはどこだろうかと考え始めました。
参加した就農セミナーで、相談員に率直に「どうしたらよいか」と聞いてみたところ「まずは家を探した方がいい」とアドバイスされたそうです。そこで須坂市の相談ブースに話を聞いてみたそうです。
家探しの第一歩は「これから何をしたいかを考えること」
家探しのコツ!
・自分の目で物件を確かめる。
市町村が行っている空き家ツアーなどを利用する。
・インターネットを活用する
不動産会社のメールマガジンを登録したり、移住したい地域の情報やハローワークを見たりしてとにかく情報を手に入れた。
・地元の人の話を聞く
全く知らない場所で地元の方と知り合いになる事は一番の強みになる。
・ひとめぼれの物件を探す
住んでいると一つ二つ欠点が出てくるけれど、惚れ込んだ物件ならば多少のことには目をつぶる事ができる。後悔しないためにこれは大切。
宮崎さんは現在賃貸物件にお住まいですが、お宅は古民家で10畳のお部屋が4部屋、ダイニングキッチンがリビングと合わせて20畳。古民家でありながら、リフォーム済みでお風呂も最新式でトイレはウォシュレット(実は壊れていたため、改修費用がかかってしまった)これで家賃が4万円!200坪の畑を無料で貸していただいていて、農業もやっているそうです。農業の経験はないですが、ご近所さんの指導により色々な作物を育てています。
家の前にはブドウ畑が広がり、その先には大好きな白馬の山々が見える。天気が良ければ毎日素晴らしい景色が広がる物件を選んで本当によかったとお話してくださいました。
また、横浜では経験した事がない地域のお祭りや年中行事などの日本ならでは文化に触れる事ができてとてもうれしいと田舎暮らしのよさを移住者視線でお話してくださいました。
【参加市町村の魅力紹介】
長野県内から長野市・須高地区(須坂市、小布施町、高山村)、木島平村・小海町・南相木村・飯島町・辰野町・宮田村の担当者の方々が、四季折々の素晴らしい写真を交えながらそれぞれの地域の特徴や移住への取り組みを紹介されました。
南相木村が移住定住のための施設「たまる家」を4500万円かけて築150年の家を改修したという話には会場からどよめきが起こっていました。
取材を終えて
移住経験者の宮崎さんが、大好きな山の話をされている時の幸せそうなお顔がとても印象的でした。移住をすることで第二の人生を満喫されている事がお話からとても伝わってきました。「これからの人生をどうしたいか」を考え、決断して行動する。その大切さがセミナーに参加された方々にしっかりと伝わっていたと思います。
※記事の内容は取材時のものです。最新の詳細については市町村や取材元にご確認ください。
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