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佐久市役所観光交流推進課 竹花さん・山村さん移住先市町村の話題

update : 2013.06.05

今回は、佐久市の田舎暮らしを担当している、佐久市役所経済部 観光交流推進課 竹花さんと 、移住・交流相談員の山村さんに佐久市の取り組みを伺いました。山村さんは移住経験者とのことで、経験談も伺いました。

佐久市の、移住に対する取り組みの現状を教えてください。

移住に関する情報は 長野県の「楽園信州」や「NPO法人ふるさと回帰センター」の田舎暮らしセミナーで提供しています。
移住体験ツアーも開催しています。募集をかけるとすぐに定員に達するツアーもありキャンセル待ちの状態のものもあります。
特に今年は 長野県・佐久市・JR東日本が連携し、大人の休日倶楽部の会員様向けに 移住交流体験ツアーを企画・開催しています。
第1回目のツアーを5月25・26日に開催しましたが、30代から70代まで29名に参加いただき、好評でした。
次回は8月下旬と10月に開催を予定しています。

 

住居関係では 空き家バンク「おいでなんし!佐久」を開設しています。市内の賃貸・売却できる住宅の所有者から登録いただいた物件を利用希望者へ情報提供しています。平成24年の契約世帯数をみると、定住世帯は48世帯117名。二地域居住世帯は17世帯35名と全国トップの成約数となっています。
晴天率も全国トップですし、健康長寿のまちとして話題となっていることも後押ししているようで、移住に関する問い合わせも年々増えています。
市ではリフォーム補助、ペレットストーブ補助、浄化槽補助なども行っています。詳しくは市のHPをご覧になるかお問い合わせください。

 

移住を検討している方に伝えておきたい、佐久市に移住すると受けられる「いいこと」は何ですか?

医療体制が整っていること、活断層がないこと、交通アクセスが良いこと、当然ながら景色が良く、空気や水がおいしいなどがあります。
医療に関しては、市内に総合病院が2か所ありますし、個人病院も多いです。
大震災があってから、地震の心配をされる方も多いのですが、佐久市には活断層がありません。そのあたりを調べて来られる方もいます。
交通アクセスについては東京から新幹線で70分ですから、冠婚葬祭などで首都圏に用事ができたり、お孫さんが遊びにくる場合などは移動時間が少なくてすみます。

 

活断層がない!これは近年注目される、大きな魅力の一つですね。
では、佐久市に移住する際に注意してほしいことはありますか?

地域のつながりがある、田舎ならではの暮らしを大切にしてもらえればと思います。都会での暮らしをそのまま続けることはできません。
ですが そこが田舎暮らしの良さでもあります。

 

移住・交流相談員の山村さんはご自身も15年前に神奈川県から移住されています。ご自身の移住経験についてうかがいました。

田舎暮らしをしたいと思った理由は・・・・ストーブを思いっきり炊きたかったからです。都会ではたけませんからね。望月地区は環境が良いし、街に出るにも車がありますから不便はないですね。移住して思うことは、地元の方々の人柄がいいなということ。移住者をよそ者扱いしないんです。
仕事はハローワークで探しました。インターネット登録をし、就職情報があると面接に行きました。自治体の仕事で木の伐採や草刈りなどもしましたし、近場の牧場のヤギの飼育員なども募集していました。

 

やはり、移住するにはお仕事が重要になってくるのですね。では最後に、移住したいと考えている方へのアドバイスをください。

まず、どんなところに住みたいかを考えるといいですね。住むことがメインですから。
「こういうところに住み、こんな暮らしをしたい」という夢をもち、そこから、では現実どうしていったらいいか を具体的に考えていくと進みやすいと思います。
たとえば 「自分で野菜を作って食べて暮らしたい」という思いがあったとして、まず土地が必要になります。土地が広ければトラクターが必要です。そこまでしたいのか?もしくは最初は小さな家庭菜園から始めたいのか。私は小さな家庭菜園から始めたいです。となればそのような条件のある場所を探します。皆さんと会話をしていくと少しずつ、具体的になっていきます。

田舎暮らしの夢と現実の橋渡しのお手伝いをすることが私たちのできることだと思っています。
ツアーなどを利用し現地に来て見て、相談されることをお勧めします。

 

竹花さん、山村さんありがとうございました。

佐久市も移住の地としては、魅力がいっぱいあふれているようです。

※記事の内容は取材時のものです。最新の詳細については市町村や取材元にご確認ください。


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