信州住まい探しのポータルサイト

信州に住ーむず

信州へ移住をお考えの方へ

信州に住もう

大町魅力体験ツアー第3弾 信濃大町空き家見学会 2日目移住先市町村の話題

update : 2014.10.27

信濃大町空き家見学会の2日目は、八坂地区、美麻地区のクラインガルデン見学、定住促進住宅建築現場見学などでした。

 

まずは、八坂地区にある定住促進住宅建築現場です。

八坂、美麻地区は10年前に合併し、大町市となりました。標高800mほどの場所にある山深い集落です。
定住促進住宅は30棟ほどあり、現在1棟のみ空きがあるそうです。入居倍率も4倍と高倍率の人気の住宅です。現在建築中の住宅は、なんと薪ストーブが設置されているそうです。定住促進住宅には、家賃の減免があり、子ども一人あたり¥5,000で3人まで最高¥15,000が減免されます。また、5年以上の居住で譲渡が可能となるのも人気の理由でしょう。

 

次は大塩地区のクラインガルデンです。

休憩施設(クラインガルデン)付き農園は、住民票を置くことができないのですが、移住のステップとしてはいい環境でしょう。現在36棟中3棟の空きとここも人気の場所です。
コミュニティ活動が盛んで、作物の作り方講座、プチ旅行など利用者同士の交流が自主的に開催されているようです。農機具の貸出もあります。

 

次は、二重地区のクラインガルデンです。

このクラインガルデンには体験ラウベがあり、クラインガルデンでの暮らしを体験することができます。この日も関東圏からの体験の方がいらっしゃいました。ここでもグループ活動が盛んで、収穫祭、旅行、冬の過ごし方講習、野菜作りのアドバイスなどが行われています。管理棟には大浴場があり、利用者が集まる場所となっています。冬はスキー三昧で、雪が降ればすぐに近くのスキー場に行き、新雪を堪能することができると楽しそうにお話してくださいました。

 

最後は古くなった旅館を購入し、セルフビルドをされている2組のご夫婦を訪れました。

現在も作業が続いているお宅を見学させていただきました。ここでは、学校の同窓生である2組のご夫婦が共同生活をする予定とのこと。それぞれに物件探しをしていたところ、お互いにいい物件を見つけたという話をしたところ、それが奇跡的にも同じ物件であったそうです。しかし、1家族で住むには広すぎるということで、2家族で住むという決断をされたそうです。11月にはご出産の予定があり、自宅出産をするために住めるように作業を急いでいるそうです。

 

お住まいの方にお話しを伺いました。
長野県内での移住ということですが、移住者として気をつけていることはありますか?

とにかくご近所づきあいが大事だと思っています。雪かきはもちろん、子育てでも近所の方にお世話になることは必ずありますから。ご近所の方とお知り合いになるために地域の行事には積極的に参加しています。

 

奥様は、地域ぐるみでの子育てが楽しみだといいます。ご近所づきあいが楽しみで移住してきたと楽しそうにお話してくださいました。
大町市を見学してみて、田舎ならではのご近所づきあいをとても大事にされていて、地域の方も移住してくる方を温かく受け入れている様子が感じられました。

※記事の内容は取材時のものです。最新の詳細については市町村や取材元にご確認ください。


PAGE TOP