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update : 2015.12.25

千曲川のほとり、プロバスケットボールの信州ブレイブウォリアーズのホームタウンの千曲市です。 温泉街や歴史的史跡、名月の里で有名な姨捨などがある歴史の古い街です。
千曲氏地域活力創造課の松崎様、轟様にお話を伺います。
千曲市の移住に関する動きについて教えてください。
 

今までは、特に移住に関する部署がなかったため、実態の把握もできていない状態でした。
現実にはアパートが建てられたり、新築物件があるようなところに来てくれているようです。
いわゆる「田舎暮らし」としては正確な把握はできてませんが、人口の異動状況は、20代前半~30代後半が転入が多いです。転入者にもお子さんが多く、結婚してこちらへ入ってくる年代が多く見られます。
30歳になって、家庭をもって家を作る世代が戻ってきてるようです。特徴として、男性が家を継ぐために実家に戻ってきている様子もあります。

 

次世代支援部でサポートしてます

現在、移住定住の支援を担当する部署が「次世代支援部」という新しい組織になりました。
「地域活力創造課」と「こども未来課」があり、こちらで移住・定住に関して担当するようになりました。
特徴的な支援策として子育て支援では、保育料が3人目は無料となっています。

千曲市では、何人かの保健師が地域担当として情報の引継ぎをしながら地域に入って活躍しています。
子育ての現場の近いところで活動してくれているので、何か不安があったら、例えば、出産の不安、夜泣きなど、相談については手厚くしています。電話いただければすぐ対応できるようになっています。
また、不安の解消を目的として、千曲市では子育てガイドブックを作成しています。妊娠、出産、育児からひとり親、障害児保育などの情報を網羅しています。
必要な手続き、役に立つ情報、支援の情報などがひとつにまとまっているので、ぜひご覧ください。
HPからPDFのダウンロードもできます(こども未来課)
http://www.city.chikuma.lg.jp/docs/2013031400020/

また、子育てが終わっても地域に定住し続けてくれるように、行政に相談しにいく手前、仲間内や近隣の方ででも問題の解決ができるようにしたいと考えています。
そのために補助金も準備して、ママさんサークルの活動を活発にしようとしています。
できるだけ、移住で入ってきた方が困らないように手厚く支援していく予定です。

 

住宅とお仕事について

住宅補助については、三世代同居、近距離同居などを支援したいと考え計画中です。
あとは、ローン金利の支援をできないかなど。まだまだ検討中ですが、近い時期の実施を目指しています。
空き家・中古物件等はまだ物件の掘り起こしを始めたところですので、今後充実してくると思います。宅建業者様とも連携して進めていいければと思っています。
空き家バンクも今年の7月下旬から開始しまして、登録件数を増やしていく事が当面の課題です。
お仕事については、北に長野市南に上田市と言う都市圏が近いので、ほどよい通勤圏のところで見つけられます。
千曲市は高速道路のジャンクション、新幹線の駅も近く、アクセスがよい土地で生活環境は良いところです。自分の生活県内を市内に限定せず、近隣で仕事やレジャーを考えれば生活しやすい場所だといえます。

千曲市の魅力について

平成26年に千曲市内の稲荷山地区が文化庁の重要伝統的建造物群に選定されました。
街道には古い土蔵が立ち並ぶ、かつては商業地として栄えた地区です。市としても移住者への魅力となるよう、整備・支援を行って生きたいと思います。
また、千曲市の特徴として「棚田」がありますが、都市との交流を目的として棚田オーナー制度があります。
オーナーとなった田んぼの農作業を体験できたり、収穫したお米がもらえたりします。
共同浴場もたくさんあり、すべて天然温泉です。

 

移住支援の合同事業が始まります

千曲市に移住してきた方が中心になって、稲荷山地区に移住定住の支援を行う合同会社ができました。
共同提案制度をH27年度にスタートさせて、そこに提案をいただき、当課と合同で事業を進めていく事となりました。

大分出身の方で、ウィンタースポーツにはまり、長野市でカフェをしていました。その後、奥様の実家がある千曲市に移り住んで、移住支援に取り組み始めました。
県内の移住関係者とのネットワークも広がりつつあり、これからの移住者支援で協力・協業していきたいと思います。

松崎様、轟様ありがとうございました。

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※記事の内容は取材時のものです。最新の詳細については市町村や取材元にご確認ください。


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