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諏訪市へ移住を考えている方へ移住先市町村の話題

update : 2016.01.12

今回は諏訪市を取材しました。 諏訪湖の東南部に位置し、平成28年に天下の奇祭として知られる御柱祭が開催されます。 東京名古屋といった都市圏からのアクセスがいい立地が魅力と言われています。
諏訪市役所企画調整課 牛山さんにお話を伺います。
諏訪市の移住に関する取り組みを教えてください。
諏訪市の移住希望者の方の窓口は企画調整課で受け付けています。
市としては、移住については近年力を入れ始めたところです。
諏訪の6市町村と宅建協会諏訪支部と移住交流推進事業連絡会を立ち上げ、広域で対応して、冊子を作ったり情報発信をしています。
http://www.suwa-life.jp/


今年度は、有楽町での移住セミナーへの参加や、現地での物件見学ツアーをやっています。
移住希望の方も、最初から「諏訪市」で決めてきてる方もいないので、漠然と諏訪エリアを考えている方を諏訪圏で受け入れたいです。

 

移住セミナーへの参加も積極的になってきたようですが、来場者の反応はいかがですか。
また、ほかにどんな活動をしていますでしょうか。

諏訪市は「田舎だけど田舎すぎない」をキーワードにしています。
諏訪湖周囲のところは、車があれば暮らしやすくあまり田舎を意識しないエリアで、山麓の方は田舎暮らしを実感できるエリアです。
諏訪の市街地で言えば、あまり田舎を意識しない、生活に困らないけど自然にあふれた暮らしをしたい方の相談を良く受けます。
今年度は、移住希望者を対象に諏訪市・下諏訪町・岡谷市の3市町の物件見学体験ツアーを行いました。
空き家の実地見学と、市内の町の雰囲気を感じて頂く形でツアーを行いました。おかげさまでたくさんの方に参加いただき、移住の関心の高さを感じました。来年度も開催できるよう進めていきたいです。

 

住まいに関する情報は有りますか。

今年から開始した空き家バンクを充実させています。また、移住交流情報サイトをオープンして、情報発信を始めました。
移住に関する、「住まい」「仕事」「出産子育て」などの情報を掲載しています。
http://www.city.suwa.lg.jp/www/iju/

宅建協会とも協定を結びまして、空き家の物件情報の発信しています。登録物件数は現在50件ほどで、宅建協会からの情報が多いです。
登録したいと言う相談は多く、空き家の存在は多数あることがわかってきました。
物件は集まってきているので、後は入居の希望者とどうマッチングさせていくかと言うところで、宅建協会と協力して進めていきたいです。
これまで、「空き家バンク自体がないのか」との問い合わせが多かったので、今回の開設でその問い合わせに対しても対応していけると思います。

 

結婚や出産、子育てについてはいかがでしょうか。

出産に当たる支援としては、不妊症・不育症についてのサポートも行っています。不育症については行政でサポートしているところは少ないと思います。
これは諏訪市に居住している夫婦の方で不育症の治療を行っている方が対象となっています。
補助対象経費となる額の2分の1以内の額で、10万円限度として補助金の交付をしています。

諏訪市は県内でも出生率が高いのですが、その理由として、諏訪という地域の中で住む場所も仕事も確保しやすい、近くに親世代がいたりするので、安心して子育てできると考えられているようです。
いつでも利用できる児童センター、異世代交流や子育てサークル活動ができる「諏訪市ふれあいの家」、放課後に保護者が帰ってくるまでの受け皿となる「放課後児童クラブ」など、地域で子供を受け入れる場所が充実しています。
子育て支援としては、小児夜間救急センターを設置しています。夜間でもお子様が急病になっても、外来診療を受けいれらる体制となっています。
保育園は公立・私立とも未満児受け入れも含めて、待機児童はゼロです。
結婚支援も行っていて、縁結びサポート事業として、男女20対20とか30対30の縁結びイベントを行っています。
マッチングはこれまで大体30%くらいの実績があります。きっかけ作りの一助となっていると思います。

 

ほかに何か特色ある施策はありますか。

特に移住者に向けた施策ではないですが、住宅リフォームの助成、再生可能エネルギーへの助成を行っています。
再生可能エネルギーについては、太陽光、太陽熱、地熱等の利用に当たり、主に設備の導入に関する費用補助等を行っています。
仕事探しに関しては、諏訪の広域で考えていけば探しやすいです。
移住者の方でも仕事が先に見つかって、あとは住まいと言う方もいらっしゃいました。
起業支援策としては、空き店舗の利用で起業する場合に補助を行っています。

生活に関して言うと、温泉街の近くでは自宅に温泉を引く事ができます。温泉管があるエリアであれば、引く事ができます。
医療施設も日赤を初めとした大きな病院もありますし、買い物するにも店舗も多くて暮らしやすいと思います。
諏訪地域では、宅建協会諏訪支部の方が情報発信を積極的に行っていたり、アクティブに活動されているので助かっています。
今後、行政と民間の共同体勢で地域総合窓口の設置を考えています。諏訪地域を移住先に考えている方の相談窓口としてワンストップ対応できるサポート体制をとりたいです。

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※記事の内容は取材時のものです。最新の詳細については市町村や取材元にご確認ください。


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