原村へ移住をお考えの方へ移住先市町村の話題
update : 2023.09.25
原村は八ヶ岳と諏訪湖の間に広がる高原(標高900m~1300m)に位置する自然豊かな村です。
1年を通じて降水量は少なく、湿度も低いため気候はさわやか。
都会からのアクセスも良く、東京から車や電車で約2時間30分〜2時間50分、名古屋からは車や電車で2時間30分〜3時間程度。移住はもちろん、二地域居住にも最適な村です。
賃貸住宅大手が行う甲信越版「街の住みここちランキング2023」では1位を獲得。同村は2016年から「長野県移住モデル地区」にも選ばれるなど移住者も住みやすい街づくりを続けています。
今回は、原村役場商工観光課田舎暮らし推進係の清水さんにお話を伺いました。
(「まるやち湖」の前でポーズを決める原村のマスコットキャラクター「セロリン」。
後ろの山は「八ヶ岳(南八ヶ岳)」)
はじめに、移住者の傾向について教えていただけますでしょうか?
清水さん 東京からのアクセスがよいため、関東からの移住が多い印象です。
東京圏へのアクセスはいかがでしょうか?
清水さん 道路状況にもよりますが、車で2時間30分〜50分程度と良好です。
移住後の暮らしについて感想などはいかがでしょうか?
清水さん 「想像通り」だった、「想像以上に気に入った」などさまざまです。
住みここちランキングにて1位でしたが、具体的にどの辺が評価につながったのでしょうか?
清水さん 原村の自然豊かな環境ではないかと思います。また、田舎すぎない部分も評価につながっているのかもしれません。
(星空の美しさも原村の特長)
気候などはいかがでしょうか?
清水さん 標高1,000mの高原で、湿度も低いため夏は過ごしやすいです。その分、冬はマイナス10℃以下になることもあります。
積雪は多くありません。年に数回20センチ程度降ることがあります。
(八ヶ岳(南八ヶ岳)の美しい雪景色)
長野県移住モデル地区ということですが、具体的にどうような取り組みがありますでしょうか?
清水さん 移住前や移住後の相談の窓口となる「田舎暮らし案内人」という団体がボランティアで組織されています。
子育て環境はいかがでしょうか?
清水さん 小学校、中学校ともに1村1校ではありますが、1学年2クラスの規模があります。
また令和5年度から子育て支援センターも開所しております。
ただ何よりも八ヶ岳の麓の自然の中で子育てができることが一番の魅力だと思います。
(八ヶ岳連峰)
長野県の中でも高齢者が元気に働いている自治体とのことですが、どのようなお仕事がありますか?
清水さん 村の基幹産業は農業です。家庭菜園から大規模までさまざまですが、高齢の方も農業をしているのが元気の秘訣の一つではないかと思います。
(左側に見えるなだらかな山は「車山」、中央付近の小高い山が「蓼科山」、
そこから右側に続く山が「八ヶ岳(北八ヶ岳)」)
全国でも有数な「福祉•健康の村」とのことですが、具体的にどのような施策がありますでしょうか?
清水さん 70歳以上の方の医療費の一部を給付する「原村医療費特別給付金」制度があります。
空き家バンクの需要はいかがですか?
清水さん 空き家バンクの利用については、ホームページに物件が掲載されますので、メールや電話で利用希望の物件をお伝えいただく形となります。ただ、人気のため空き家バンクは、掲載するとすぐに成約となる状況です。
空き家の購入やリフォーム補助についてどのような内容になりますでしょうか?
清水さん 空き家活用補助金の概要は①空き家の購入について最大100万円、②リフォームについて最大50万円となっております。どちらも居住要件や手続きのタイミングなどがありますので、詳しくはお問合せください。
家を建てる方も多いとのことですが、理想の土地を探すにあたりアドバイスはありますでしょうか?
清水さん 最近ではインターネットで多くの情報を集めることができるようになっていますが、ぜひ現地に来ていただければと思います。
移住体験住宅について期間や利用料を教えてください。また体験住宅はどのように利用するのがお勧めですか?
清水さん 期間は2泊3日以上で1週間以内です。利用料は10,000円および寝具代がかかります。不動産を探すための拠点として活用する方が多いようです。
(原村の移住体験住宅)
これまでの現地ツアーはどのような所を回るのでしょうか?
清水さん 現地見学会は基本的には、先に紹介した「田舎暮らし案内人」の方との座談会および物件見学となっています。ここ数年は新型コロナの影響で中止となっていましたが、本年度は秋に開催を予定しています。ぜひ一度、いらしていただければと思います。
■写真、地図全て:原村役場提供
※記事の内容は取材時のものです。最新の詳細については市町村や取材元にご確認ください。
信州に住もう 月別アーカイブ
- 2024年10月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年5月
- 2024年3月
- 2024年1月
- 2023年11月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年3月
- 2023年1月
- 2022年11月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年11月
- 2021年9月
- 2021年7月
- 2021年5月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年11月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年6月
- 2020年3月
- 2020年1月
- 2019年11月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年1月
- 2017年10月
- 2017年8月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2016年12月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年9月