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小谷村へ移住をお考えの方へ移住先市町村の話題

update : 2014.03.11

雪が積もった冬の日、今回は北安曇郡小谷村を伺いました。 北はもう新潟県という北端の村です。今年は雪がすごいですね。

小谷村特産推進室の三武さんにお話しを伺います。
現在の小谷村の移住に関する取り組みを教えてください。

小谷村は大きなスキー場を抱えているので、冬は年間で100名ほどの転入転出があります。
しかし、冬季(11月~4月)の期間のみ働いている方が大部分で、定住していく方はまだわずかです。現在年間に2,3家族の定住の実績となっています。

 

村の取り組みとして、移住ポイント制度があります。
これは、一定の条件を満たす場合に、対象事業に割り当てられたポイントに応じて補助金をお渡しする形のものです。
住宅の改修や、農地取得出産、消防団への加入など様々なメニューがあり、1ポイント=1万円で換算して補助金として使用できます。39歳以下で配偶者がいれば50ポイントや、12歳以下の子供がいるとポイントが交付されたりと、若年世代にもメリットが得られる形となっています。


また、空き家バンクを開設し村内の中古住宅を紹介しています。
村内には、5か所に地域おこし事務所を設置して、移住に関することや地域活動について様々なサポートを行っています。

 

仕事はどうやって探したらいいですか?

村内では、冬季の仕事の紹介が可能ですので、夏季に何をするかになります。
起業して村内で拠点を設置していただくと、先述のポイントの対象となります。
また、近くの白馬村や大町市へ通勤することも可能です。

 

移住される方に注意してほしいことはありますか?

比較的昔からの行事、地域のつながりを大切にしている地域がありますので、そういった地域では地元の皆さんの輪に入っていくことが必要になると思います。みなさん、人間がやさしい方が多く、親切に世話を焼いてくれます。
静かに過ごしたいとのことであれば、スキー場周辺では比較的落ち着いた環境となるかと思います。
冬は降雪がとても多いので、必ず雪かきは必要になります。
雪かきをしないと住居に影響がでますので、これは絶対に行わなくてはいけません。実際に一番雪深い1月2月くらいに訪れてみた方が良いです。
また、小さな村ですので消防団の活動が重要になってきます。ほぼ確実に入団していただくことになります。入団して活動することで、地域の皆さんとコミュニケーションがとれてくるので、地域に溶け込みやすくなるためその面で消防団活動はお勧めです。

 

小谷村にくるとこんないいことがある!を教えてください。

やはり、地元の皆さんがやさしいというところです。
外から入っていくる方も、結構ウェルカムで受け入れてくれます。村内でも地域ごとに特色があるので、実際に現地を訪れてみて肌で体験してみてください。
あと、冬はスキー夏は登山トレッキング等アウトドアを満喫できる環境です。
特産としては、栂池高原の雪解け水で作った「雪解けサイダー」がおすすめです。
道の駅や村内のホテル、お土産店などで入手できます。

 

三武さんありがとうございました。
小谷村への移住相談は、道の駅などでも行っているとのことです。
興味のある方は、小谷村のホームページも参考にしてみてください。

 

※記事の内容は取材時のものです。最新の詳細については市町村や取材元にご確認ください。


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