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佐久エリアでの住居さがし 住居探しのポイント

update : 2018.09.25

「豊作を浅間に願う五郎兵衛新田」(比田井亜紀)

写真:佐久市観光協会提供(浅間山と五郎兵衛新田)

佐久市は首都圏からのアクセスも良く、北陸新幹線で東京〜佐久平間が約75分、上信越自動車道で首都圏〜佐久IC、佐久平PA/SIまで約110分です。さらに中部横断自動車道が静岡まで開通すると太平洋へのアクセスが格段に良くなります。

生活面では特に医療が充実し、平成26年には専門医療と救急医療に特化した佐久医療センターも開院し、浅間総合病院と佐久総合病院の他、約130機関の医療施設が市民の健康を支え県外からも多くの医療関係者が視察に来るほどです。

今回は、佐久市、優不動産の飯沼社長(県宅建協会佐久支部情報提供委員長/佐久支部副支部長)にお話を伺いました。楽園信州移住セミナーや佐久ライフセミナーでも情報提供をされています。

移住するにあたり、佐久市の現状を教えていただけますでしょうか?

飯沼社長 佐久市の中では主に3つのエリアに住み分けが出来きます。

①新幹線佐久平駅を中心とする利便性の高い佐久平エリア。

②少し中心から離れ利便性は低くなるが周りに田園風景や里山、川があったりする佐久平の周りのエリア。

③周りに民家が無く毎日、森林浴を楽しめるような美笹別荘地、うぐいすの森別荘地等。またコスモス街道近くの内山エリア(別荘も多い)などです。

①は駅近くに佐久平浅間小学校が新設された事もあり、30代〜40代の子育て世代に人気です。さらに新幹線で通勤や通学も出来ますし、買い物が便利で佐久平駅近くに建つ賃貸や分譲マンションも人気です。佐久市の中で一番、地代が高いエリアになります。

佐久平駅

写真:佐久市観光協会提供(新幹線佐久平駅)

②は価格帯が2番目に購入しやすいエリアです。

町中からはずれた所でのんびり生活をしたい方に人気ですが、車が無いと不便かもしれません。小学校もあり人気の中佐都エリア。また、昔の旧望月町、旧浅科村、旧臼田町はコンパクトシティーのように生活に必要な機能が集まっている自然豊かなエリアです。

首都圏では難しい広いお庭でのガーデニングや家庭菜園が実現できたり、お子さんやお孫さんに「田舎」を作ってあげられたりする楽しさもあります。

天体観測に最も適しているエリアとしてJAXAに選ばれたことから、臼田宇宙空間観測所(小惑星探査機「はやぶさ」との交信でも話題になりました)には日本一大きな直径64mのパラボラアンテナがあったりと、空が広く星がきれいなことで有名な町です。

そして、小海線沿線は車の免許が無い高齢者の方にも人気のエリアです。

買い物・病院・銀行など、主要な所が沿線にあり、本数は少ないですが時間調整をすれば電車移動が可能です。

③は自然派志向の方に人気のエリアです。週末に山登りをするのが好きなので、その拠点にする」等の理由から二地域居住を選ばれる方も増えてきました。

定年を迎えたり早期退職で引退されたりした方々が、思い思いの時間を楽しまれています。最近は、期限を決めて都内の住居を賃貸で貸して自分達は地方の生活を楽しむ、そしていつかは都内に戻る、という移住スタイルの方もいらっしゃいます。

生活環境はいかがでしょうか?

飯沼社長 佐久市は晴天率が高く、夏でも夜は涼しく熱帯夜がありません。冬は寒いですが降雪はそれほど多くありません。通常は一冬に2~3回、雪かきをする程度です。路面が凍結するので、スタッドレスタイヤは必要ですが、屋根の雪下ろしは必要ありません。

佐久市は天災が少ない地域です。高い山に囲まれているおかげか、台風の影響はほとんどありません。活断層が発見されていないことから地震リスクが低いため、最近でも精密機械の工場が新設されています。

地域医療は国内トップレベルでとても充実しており、高度医療を扱う佐久医療センターは長野県全域をカバーするドクターヘリの基地医院にもなっている等、健康長寿の町としても知られています。

佐久医療センター

写真:佐久市観光協会提供(佐久医療センター)

移住サポート等はいかがでしょうか?

飯沼社長 空き家バンクのサポートは長野県内でも先立って取り組んでいて、利用される移住者が増えています。よく他の市町村から取材や視察に来られていたほどです。

また、無料の移住体験住宅は戸建てタイプや集合住宅タイプがあり町の雰囲気を見て歩くにはとても良いと思います。(施設利用は無料ですが滞在中の寝具は各自で用意する必要があり、有料レンタルもあります)

https://www.city.saku.nagano.jp/smph/kanko/oidenanshi/teijusokushin/ijutaiken.html

写真:佐久市役所提供(無料移住体験住宅。上の下越団地集合住宅タイプと中の勝間戸建タイプは佐久市臼田地区にある町暮らしステイ、下が布施の1棟2戸タイプで里山暮らしステイ。

また、上の市営団地の一部をバリアフリー化リノベーションしホシノマチ団地サービス付き高齢者向け住宅として平成31年にオープン予定)

また、各種移住体験ツアーも開催されていて、果物の収穫体験や先輩移住者との交流会にご参加いただくことで、インターネットや書籍の情報だけでは知ることのできない「佐久」を実感いただけます。今年の10/27・28には、長野県・佐久市・JR東日本の三者連携によるツアーが開催される予定です。

佐久市主催の移住セミナーは首都圏を中心に開催されています。また、移住後のお仕事紹介については、佐久市商工振興課内に無料職業紹介所「さくさくワーク」がオープンしていますので、サポート体制もできています。

長野県主催のセミナーも東京・名古屋・大阪等で開催されていて、今年の11/4「楽園信州セミナー移住入門(東京/ふるさと回帰支援センター)」には私も行きます。

実際に、不動産屋さんで物件探しをする際のポイントはありますでしょうか?

飯沼社長 予算、人数、広さ、交通等、自分のイメージをどれだけ具体的に不動産屋さんに伝えられるかが希望の物件探しに近づけるポイントになります。

また、ネットに出ない物件もあるので駄目もとで聞いてみるのも良いかと思います。

移住する際、はじめは賃貸で探される方が多いですか?

飯沼社長 最近はいきなり買われる方もいますね。その前には何度も現地に足を運んでいると思いますが。例えば、安めの別荘物件で300万円くらい(築26年前後)だと賃貸で5、6万円掛かるなら買った方が安いという方もいらっしゃいます。

写真:優不動産提供(みどりの村の別荘280万円、築26年、3LDK

佐久市は首都圏などからの交通アクセスが良く、何度も来られるので下見をたくさんされるんです。見たい物件がいくつか集まったら、物件探しと遊びを兼ねていらっしゃいます。軽井沢のアウトレットショッピングや白樺湖への観光、蓼科あたりでゴルフをされる方、千曲川で釣りをされる方、山登りが好きな方や温泉巡りを兼ねて来られる方々。

①、②エリアの売買物件はいかがですか?

①の佐久平に徒歩で行ける物件を希望される方が多いですが、佐久平駅周辺の中古物件は少ないです。新築ですと土地の坪単価17万~20万円位で分譲地の工事が始まる前に完売するほど人気です。

②のエリアは30代40代に人気で、新築ですと土地の坪単価5万〜10万円くらいになります。

中古住宅ですと、最近はちょっと手を入れれば住めるDIY物件を求める方もいらっしゃいます。週末に来てちょっとずつ直して住めるようにされたり。

賃貸の方はいかがですか?

飯沼社長 最近は、賃貸は女性の単身者が多いようです。佐久平近辺の2DK〜2LDKで7万〜10万円です。

貸家(4DK〜5DKで6万5000円〜8万円)は佐久平で希望は多いんですが物件は少ないので空きがあればすぐ決まります。ですので、佐久平から少し離れた②のエリアで探す方が多いですね。2DK〜2LDKで5万〜6万円くらいです。

最後に、物件を購入する際に気をつけることはありますか?

飯沼社長 比較的新しい物件は、インスペクション(既存住宅状況調査)を行って、瑕疵担保保険に加入するのも安心の一つの方法だと思います。

古い物件の水回り等はリフォームが必要な場合が多いです。また、住まなくなってから何年経っているかは(寒冷地はボイラーがパンクしていることもあるので)チェックをした方が良いです。また、家財道具が残ったままの中古物件もあるので、その家財道具をどうするかもポイントになります。

写真:優不動産提供(家財道具あり物件)

そして一番大事なのは、どんなかたちで移住生活をおくりたいか、家族で良く話し合われることですね。誰と、どこで、何をして、どんな生活をするか、考えるだけでもワクワクするような、そんな前向きな方達のお手伝いが出来ればと思います。

諏訪圏での住まい探し 住居探しのポイント

update : 2018.05.22

写真:岡谷市役所提供(諏訪湖を中央に囲む、諏訪・岡谷エリア)

健康長寿や幸福度ランキングから、訪れるだけでなく住んでみたいという人が増えている信州。諏訪圏は、高速道路のジャンクションもあり、都内や関西方面からの交通の便も良く、南アルプスをはじめ八ヶ岳にも遠くなく山岳愛好家にも人気のエリアです。

インタビューは、岡谷市で、長年、不動産業を営んでいる安江社長(安江不動産代表/県宅建協会 情報提供委員/諏訪支部 情報提供委員長)に不動産選びのポイントについて伺いました。

長野県宅建協会情報提供委員会では、主に、移住促進と空き家対策の事業を積極的に行っています。

移住希望の方はどのように物件探しを進めれば良いでしょうか?

まずは、賃貸で住んでみて、そのエリアの雰囲気や暮らしやすさ・不便な点などをよく知ってから、住まいを購入することを推奨しています。

不動産を購入することは、長年地元にお住いの方でも慎重になります。購入するとなると移住するハードルが更に高くなり、移住に踏み込みにくくなります。

賃貸であれば、もし、失敗しても・・という不安が少なくなり、移住しやすくなります。購入とは異なり、容易に引っ越しすることもできます。

その地域が気にいっていれば、賃貸に住みながら、地元の不動産業者に足を運び、住まいを探していくことが最善です。

不動産屋さんに行く前に事前準備はありますか?

1.インターネットでGoogleのストリートビュー(ユーザーが実際に道を歩いているかのように周りの景色を見渡せる地図機能)などを使い駅の近くや町の様子、主要道路の周りを見ることをおすすめしています

都心に比べ、地方は駅前でも商店が少なかったり、コンビニも多くありません。駅から少し離れたエリアに商店があり、栄えている場合もあります。ですので、下調べはネットで住環境を検索してもらいたいと思います。

2.長野県宅建協会の物件検索サイト『住ーむず』をフルに活用しどんな物件があるか、相場など調べておくと良いと思います

参考ですが、大手サイトと異なり、地域によってはローカルサイトもあります。

例えば、諏訪地域(岡谷・下諏訪・諏訪)ですと、単身者向けの1Kで3万~4万円前後、2DK(築15年前後)で5万〜5万5000円前後、3DK(築15年前後)で6万円前後です。時々、田舎だから、どこでも4万円以内で貸家を借りられると思っている方もおりますが、地域によっては安い物件もありますが、仕事・利便性・交通などが整った地域では、現実的に厳しいです。と言ったこともありますので、希望エリアの相場を事前に確認する必要があります。

移住者の傾向として、諏訪地域では「3DK・貸家・4万〜5万円」で探される方が多いと思われます。

3.都内などで開催されている移住者セミナーに行き、不動産屋さんと知り合う

移住セミナーなどで不動産屋さんに知り合っておくのも大事です。仮にそのセミナーの不動産屋さんが移住希望のエリアの方ではなくても、不動産屋さんのネットワークで、希望のエリアの不動産屋さんを紹介していただけます。

不動産屋さんに行きづらいという方もいらっしゃいますが、セミナーなどで知り合いになっておけば、その後の物件探しがスムーズになるケースが多いです。また、移住セミナーではゆっくりと時間をかけて相談もできるので、普段は聞けないような話も聞けたりするのではないでしょうか。

実際に不動産屋さんに伺う際の物件探しのポイントは?

まずは、賃貸で探すのが良いと思います。必ず、予約をしてから行くのが良いです。物件案内などで留守の場合もありますので、予約をおすすめします。具体的には、

1.毎月掛かるトータルの諸費用を気にする

賃料以外に別途で掛かるお金を確認することが大切です。共益費や駐車場代(1台目は無料でも2台目は有料など。岡谷市の駐車場代は3,000円程)など、また町内会費(区費衛生費)は地域によって違います。諏訪地域でも年間で1~2万円位、違う地区もあります。

また、テレビの契約ですが諏訪地域(諏訪市、岡谷市)はLCVというケーブルテレビ会社と契約(月2,400円ほど)する方が多いです。賃料以外の費用は物件資料にも細かく記載されていますので、毎月掛かるトータルの諸費用を意識しましょう。

アパートチラシ
※チラシの右側に記載されるような
毎月掛かる家賃以外の諸費用も参考に選ぶ
※クリックするとPDFが開きます

2.築年数ではなく、物件内の状態に注目する
例えば写真などで物件を見て外観が古そうでも、室内を綺麗にリフォームしてある物件もあります。壁だったり、キッチンだったり、ユニットバスだったりと。実際に物件を案内していただく際は、外観より室内の状態をチェックしましょう。

 写真:安江不動産提供

3.テレビや家電の配置など、生活をイメージして物件の間取り図を見る

テレビ端子の位置がどの部屋にあるか?(例えば3DKの間取りならどの部屋にテレビ端子があるのか、また3DKでもテレビ端子が一つしかない物件もある)コンセントの位置はどこか?洗濯機のスペースはどこか?冷蔵庫はどこに置けそうか?設置場所の幅・奥行は?ドラム式が設置できるか?などを確認しておくと引っ越した際にスムーズにいきます。

そうして、賃貸で数年間住んでみて、そのエリアが気に入ったら物件購入の段階になるかと思います。

物件の購入について

物件購入には「土地を購入して新築を建てるケース」と「中古住宅を購入するケース」があります。

土地を購入して家を建てるケースでは住宅ローンを組めるかがまずポイントになります。

また、傾向としては中古住宅を探される方のほうが多いです。最近は安めの中古住宅も多いですが、手入れをしてあるリフォーム済みの物件は少ないです。そこで中古住宅を探す際は、リフォームやリノベーションの予算は別に考えておく必要があります。

中古住宅を購入する際のポイントは

1.築年数を見る

中古住宅は安く買えるイメージがありますが、物件によっては考えていたよりもリフォームが必要になり、新築より高くなるケースもあります。

ですので、リフォームがされているか確認することも大事です。全てが新品じゃないにしても、売り主がリフォームしてある物件は(白アリ保証等)築年数が古くても、手をかけずに住めるので、安くても全くリフォームをしていない中古物件と安易に金額だけでは比較できません。

また、瑕疵担保責任がついている物件(不動産屋さんが売り主の場合)でも期限は2年です。特に古い中古住宅は良く見極めるのが大事ですので、新築よりも慎重に選びましょう。

2.金額ではなく、場所、エリアで決める

例えば、子どもの学校の近くが良いのか、病院の近くが良いのか。また、そのエリアに住んでみないと分からない事情もあります。賃貸でもお話ししましたが、住民税とは別にそれぞれの地区によって「町内会費や区費衛生費」が掛かります。また特殊な例ですが、諏訪市の上諏訪エリアで言えば、希望にもよりますが各家でも温泉をひけるので、その加入金で20万円前後掛かります。

ですので、購入の際は場所やエリアで決めることが大切です。

 

最後に、『住ーむず』、『楽園信州空き家バンク』などの移住者向けウェブサイトを見て理想の移住ライフをイメージしましょう。

不動産屋さんでもそれぞれ、ネットへの物件掲載の仕方が違うので、『地元のローカルサイト』なども含めて、不動産情報サイトは見たほうが良いと思います。

長野県最大の不動産ネットワークである長野県宅建協会が運営している『住ーむず』では、空き家バンク(貸家情報はあるがアパート情報はない)情報も、アパートやマンションなどの賃貸物件から土地や中古住宅などの売買物件まで色々な物件が見れますし、移住に関する長野県内の各市町村情報や移住者支援策、移住者の体験談など、このサイトならではの情報もありますので活用していただければと思います。

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