楽園信州移住セミナーイベントレポート
update : 2016.07.01
平成 28 年 6 月 19 日(日)に東京有楽町の交通会館にて楽園信州移住セミナーが開催 されました。今回は、「温泉のある暮らし」をテーマにして長野市、千曲市、須高地区 (須坂市・小布施町・高山村)、小諸市、山ノ内町、下諏訪町、箕輪町、野沢温泉村が 参加しました。また、移住者の体験談の発表がありました。
長野市
長野市は長野の「N」と I ターン・U ターン・J ターンを総称し、「N ターン」として移住を検討している方々を支援しています。 長野新幹線の開通により、長野から東京までが約90分と通勤可能な土地となっています。合併により、中山間地も有しているため、都会暮らしと田舎暮らしが適度に楽しめる市となっています。
日帰り温泉施設が多数あり、また農産物直売所が多数設置されており、美味しい新鮮 野菜をお手ごろ価格で手に入れることができるため、家計にもやさしい生活をすることができます。
N ターンのすすめ
HP http://nagano-citypromotion.com/iju/
千曲市
長野市の南側にある人口6万人の市です。千曲市更科という地区が「更科そば」の発祥の地でもあります。子育て支援として、マタニティチケット(7,000円分)を配布していて、用途を限定していないので、子育て中の息抜きにちょっとお出かけするのに使用することもできます。
千曲市には有名な戸倉上山田温泉があり、多くの観光客が毎年訪れています。また、家族連れで訪れることができる日帰り温泉施設「白鳥園」を昨年全面リニューアルしました。銭湯=温泉であったり、飲泉所や足湯があったり、生活の中に身近に温泉を取り入れることができます。
千曲市白鳥園
須高地区(須坂市・小布施町・高山村)
長野市の隣にある人口約7万人の地区です。長野市などの周辺地域が約1時間の通勤可能範囲となっており、松本・安曇野、上越などにも気軽にアクセスができるので、仕事と遊びが両立できる地域です。りんご、もも、ぶどうの果 樹地帯で「フルーツハリウッド」と呼ばれています。
今年の大河ドラマ「真田丸」のオープニングに使われているのは、須坂にある日本の滝百選のひとつ「米子大瀑布」です。(城はCGなのでありません。)
地区には日帰り施設と宿泊施設あわせて30の温泉があります。日帰り施設 は16施設あり、毎日温泉に行っても飽きることがありません。
小布施町は、栗と北斎のまちとして有名です。長野県最小の面積の町で、雨や雪が少なく晴れの日が多く、町が4km四方に収まるコンパクトな町です。
就学前の親子の交流の場「エンゼルランドセンター」で、子育ての相談やイベント・ワークショップなどを行っています。
町のうまいものを食べながら参加できる小布施ミニマラソン、自宅の庭を開放するオープンガーデン、小布施若者会議、ニュースポーツの大会開催など、多くの事業を行っています。
移住者向けイベントとして、一泊二日の移住おためしツアーを開催しています。(次回は10月を予定)
小布施町 エンゼルランドセンター
http://www.town.obuse.nagano.jp/soshiki/13/angelland.html
移住サポートセンター
http://www.town.obuse.nagano.jp/site/ijyu/
小諸市
小諸市には、移住してきている方が非常に多く、カフェを経営されていたり、天体観測を楽しんだりして田舎ぐらしを満喫されています。 今年の4月から移住体験施設が公開され、1家族無料で使用することができます。また、移住を考える中で一番の課題となる住宅取得のための補助金を整備しており、住宅が取得しやすい環境となっています。
温泉は市内に5箇所あります。小諸は、平地と高地の高度差が大きいため、絶景を楽しみながら温泉を楽しむことができます。
小諸で暮らす
http://www.city.komoro.lg.jp/doc/2015121000035/
山ノ内町
山ノ内町は、長野県の北東部に位置し新幹線で2時間程度の距離です。観光や農業がさかんで、これに従事している方が多い地域です。 今、国内外で有名になっている「スノーモンキー」を見られる地獄谷野猿公苑も山ノ内町にあります。 山ノ内町には51の外湯があり、地域住民のコミュニケーションの場となっています。都会と違い、田舎ではご近所で助け合う事が必須となってきますが、温泉に入りながら情報交換したり、お互いを知りあったりして田舎の社交場として温泉が大きな意味を持っています。
山ノ内町役場
http://www.town.yamanouchi.nagano.jp/toppage.html
下諏訪町
下諏訪町は、信州の真ん中諏訪湖の北側に位置し、下諏訪駅を中心に半径3kmの円を描くとすべてがおさまってしまうコンパクトな町です。御柱祭、御神渡りに代表されるような観光地としても有名な町となっています。
移住を希望される方のために、空き家情報バンクで情報発信をしています。平成21年開設以来、60件以上の物件が契約されています。
下諏訪温泉は、町内8ヶ所にある公衆温泉施設はほとんどが300円以下で 利用することができ、毎日温泉を楽しむことができます。
下諏訪町 空き家情報バンク
http://www.town.shimosuwa.lg.jp/akiya/
箕輪町
箕輪町は、伊那谷という地域にあり、中央アルプスと南アルプスに囲まれています。 町の中には8つの保育園があり、自宅から車で5分ほどの距離で保育園に行くことができます。移住者支援としては、若者世帯定住支援奨励金制度を整備し、最大70万円の補助が受けられます。田舎ぐらし体験住宅を今年からオープンしました。最大で6泊7日が無料で利用することができます。
箕輪町にある「ながたの湯」はお肌がツルツルになると評判で、近隣の地域 のみなさんが多く訪れています。
箕輪町移住応援サイト
http://www.town.minowa.nagano.jp/hodohodo/index.html
野沢温泉村
野沢温泉村はスキー、温泉、野沢菜で有名な村です。スキーでは、冬季オリンピックに日本一選手を輩出しています。関東圏へのアクセスも非常に便利で、近くの温泉に入ってから仕事に出かけるという事も可能です。
現在、移住者むけ住宅を6戸建設中で、移住・定住者にむけた施策もこれから整備していく予定です。
野沢温泉村には、名前のとおり温泉が多く「外湯」と呼ばれる共同浴場が13ヶ所あります。この外湯は、誰でも入浴可能となっており、外湯めぐりを十分に楽しむことができます。
野沢温泉村
http://www.vill.nozawaonsen.nagano.jp
移住者の実体験として、山ノ内町に移住して12年の渡邊さんのトークあり、 移住後の生活【苦】【楽】を生の声として紹介しました。
【苦】では、覚悟はしていたがやっぱり雪が多いこと、地域でのお祭りなど の行事準備、共有財産である側溝の掃除の負担が大きいことが紹介され、【楽】では、四季を楽しめること、景色が素晴らしいこと、食べ物が美味しいことな どが紹介されました。
実際の生活費の説明もあり、移住を検討している方々はうなずきながら聞き入っていました。
移住者むけセミナーは、年に300回ほど開催されており、年々参加者が増えているそうです。「長野県に移住したいけれど、場所を決めていない」という 方がほとんどで、セミナーで市町村の話を聞いたり、実際に訪れたりして移住 地を決定していくそうです。
今回も、市町村から熱心に話を聞いたり、移住体験者から話を聞いたりする様子が見られました。
※記事の内容は取材時のものです。最新の詳細については市町村や取材元にご確認ください。
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