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飯山市移住体験談 吉賀さんご夫妻

update : 2013.12.16

こんにちは。 今回は2012年春に東京から飯山市太田の小境に移住された、吉賀久剛さん、香代子さんご夫妻(50代)にお話を伺いました。 住居は築71年の古民家で元民宿です。

東京から飯山に移住したきっかけはなんですか?

飯山市の「森の家」が気に入って四季折々 毎年通ったことがきっかけですね。
子供と一緒にコテージに宿泊しました。
自然の中で周りに気兼ねなくのんびりできたことがよかったですね。
あと、交通の便がいいです。やはり東京に比較的近い
冬の雪の多さを覚悟すれば、四季がはっきりして過ごしやすいと思いました。

吉賀さんご夫妻

東京に住みながら、仕事や住居はどのように探しましたか?

仕事は子供も自立したので数年前に退職しました。
移住後は何でも仕事にして生きていこうと思っていました。
住居はインターネットで空き家情報を見て現地に行きました。飯山の空き家は何回か見に行きましたよ。
今住んでいるこの古民家は情報が掲載されているのを見て、すぐに電話して見に来ました。
一目見てこの一軒が妙に気に入り、すぐに契約しました。
飯山住んでみません課のHPが役に立ちました。

奥さんの香代子さんも同じようにこちらがいいなと思われたんですね!

そうですね。私もこの土地の風景を実際に見たときにここがいいなと思いました。
ここへ来て、見て、あっという間に決まった感じで・・・タイミングです。

飯山市

移住されて1年ほどたちますが暮らしてみてどうでしょう?

都会にはない広いフィールドに満足しています。
何でも自分でやることが都会では好奇の目でみられたのですが、ここでは当たり前にみなさんやっています。
家のこと・村のこと・庭のことなどね。
楽しみは自分で作るコメや野菜の収穫やそば打ちなどですね。
たくさん作りすぎて困ってしまうほどですが子供や親族に送ります。
そば打ちもそばを栽培するところから自分でやりますよ。
地域の方のそば栽培や収穫のお手伝いをして覚えています。
分からないことはしつこく最後まで聞いています。

コメ袋の写真

古民家のリフォームも楽しいですね。外の土壁を改修したり、梁を塗り替えたりね。
民宿ならではの家の作りも楽しいでしょう?玄関も広いですし、納戸もある。
意外な喜びはお魚がおいしいこと。
イメージで信州は山国でしたが、わずか1時間で日本海に出られて、しかもおいしい魚が食べられるなんていいですよね。

古民家

奥様はこちらでの暮らしはいかがですか?

都会にはない四季の変化がいいですよね。
あと、最近は皆さんに教えていただいて漬物や保存食を作ることが楽しいです。
それを子供や友達におすそ分けすることもあるんですよ。
この漬物も私が漬けました。野沢菜のようでしょう?
でも野沢菜ではなく・・・・河北という野菜なんですよ。

漬物の写真

河北、お醤油味で美味しい漬物ですね!地域のみなさんと交流を持たれているのですね。
移住前は住居先の方々のことなどとても気になったと思いますがその点は?

住んでみて思うのは、田舎にありがちな閉鎖的な風土が薄い感じがしますね。
周りの人とうまく付き合っていく気持ちがあればよい人間関係が作れます。

飯山で生活してみて、困ったことはありましたか?またどうやって解決しましたか?

近くに郵貯以外の金融機関がないことですね。ネットバンキングを使っています。
あと、移住していないころ、飯山に着いたら雪が降り積もって家の入口が雪で埋まっていました。
雪かきを1時間半しないと家に入れなかったんです。(笑)
今は家に除雪機がありますから大丈夫です。家の前の道路は市の除雪車が対応してくれますよ。

最後に移住者として気を付けていることはありますか?

人間関係を良好にするために地域の会合などにはできるだけ出席しています。
この地域では「おてんま」と言われる共同作業があります。草刈りや地域整備・どぶさらいなどですね。
地域の習慣を知ることが大切だと思っています。

吉賀さんお忙しいところありがとうございました。
うかがった日はちょうどそばの収穫をされていました。飯山名物の「富倉そば」も打つのだそうです。
そば打ちを習得しそば講習のお手伝いをしたり、冬は除雪助手のお仕事をしたり古民家のリフォームをしたりと忙しいけど楽しい毎日だそうです。

飯山市の移住に向けた取り組みの内容は、こちらをご覧ください。
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