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平谷村

平谷村移住体験談 加藤様(楽園信州移住セミナー)

update : 2015.06.15

名古屋で行われた「楽園信州移住セミナー」で、南信州の平谷村へ移住した加藤さんが、移住体験談をお話いただきました。

平谷村は中京圏から近いのですが、通過地点にはなるけど目的地にはなかなかならない村です。
もともと、小学校の教員をやっており、県内いろいろなところへ赴任していました。
2012年に農家へ平谷村に移住し、農家転身しました。トマトととうもろこしを作っています。

長野県に来た理由は、自然があるところで生活したかったからです。
平谷村は本当に自然しかないのですが、小さいときからそんなところに住みたかったので、夢がかなった状態です。

大学時代に大鹿村に滞在し、教育実習は無理を言って長野県の学校に行かしてもらいました。
小さな山の上の学校で実習をしました。
こんな環境でこどもたちと生活したいと感じ、また、実家のある大阪にも近く、自然もたくさんある長野県へ住むことを決意しました。

平谷村は自分がやってみたい農業ができると言うことで選びました。
標高が1,000m前後で冬は-20度まで下がったりします。その環境を逆手にとって、ここでしかできない農業をしたいと思い選びましたので、かなり特殊な例だと思います。山奥に住みたいと考えている方には良いかもしれません。

人口は500人弱ですが、ここ2~3年で6世帯が県外から移住されました。
その方たちに聞いてきましたが、温泉、スキー場、デイサービス等あるので、仕事を選ばなければ、移住された方の9割くらいが村内の施設で働いています。その中でも3割の方は自分でお店を作っています。
儲かってるわけではないが、生活できるくらいは稼いでいます。
人手不足なので、山奥の村でも割と仕事がある。ただし、都会よりは給料は少ないです。

住宅ですが、わりと村営住宅が空いています。4LDKで家賃は14,000円でとても安いです。
灯油やガス代がどうしてもかかります。使える空き家は少ないのが現状です。

地元住民との関わりは、時間をかけて地域に溶け込んでいくと強い繋がりをつくれます。
移住者の受け入れにはしんちょうですが、迷惑をかけないなら大歓迎。
無理をせずに近所の方々とおしゃべりをすることからはじめればよいです。
地域の行事には積極的に参加し、できることは進んで手伝っていくことが大事です。

自然の移り変わりだけでなく、食べ物や伝統行事の四季が豊かであることが幸せだと感じています。


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