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須坂市移住体験談 和田様ご家族

update : 2018.08.24

写真:須坂市役所提供(奥から北アルプス、北信五岳、須坂市、五味池)

須坂市は長野市から車で約30分程の距離に位置しています。農業が盛んな地域であり、特に果樹に適した気候からりんご、ぶどう、桃、ネクタリン、梨、プラム、プルーンなど多くの品種が栽培され、果樹王国とも言われています。ブドウの生産量は日本屈指で、同じ品種でも他の地域で生産されたブドウに比べ色鮮やかで、各段に深い味わいのブドウが栽培できます。

今回は、3年前に神奈川県小田原市より須坂市に移住された元インテリアデザイナーのご主人と、陶芸家でもある奥様にお話を伺いました。また、須坂市役所農林課の村石さんからもアドバイスをいただきました。

写真:須坂市役所提供

初めに、移住された経緯をお伺いできますか?

ご主人 神奈川でデザイン関係の仕事をしていたんですが、40代半ば頃に最初の子供が生まれまして。会社員でしたので定年後も長く働ける仕事を考えた時に、当時は管理職だったので以前のようにもう一度、独立してモノ作りの仕事をしたいと考えるようになりました。

10年前に八ヶ岳で農業体験をしたこともあり、農業に興味を持ちつつ子育てのことも考え、自然に関わる仕事が出来ないかなと模索していました。その頃に東京で農業フェアがあって、色々な市町村のブースでお話を聞いた中で、須坂市がどこの市町村よりも良かったので決めました。

写真;ご主人と陶芸家の奥様。循環型の農業を目指し、堆肥を利用しようと鶏を平飼い

農業フェアの様子をお伺いできますか?

ご主人 一度に1000人くらいが来場される全国的なフェアなんですが、意外だったのが全国の市町村が出展する中で「須坂市は熱心だから話を聞いた方が良いよ」と他県のぶどうの産地の担当者から勧められました(笑)。

また、一度にいろんな市町村の役場関係者にお話を聞けて、比較もしやすく分かりやすいので、興味のある方にはお勧めします。

写真:須坂市役所提供(農業フェアの様子)

就農体験はどんなことをされるのですか?

ご主人 週末を利用して一泊二日でベテラン農家さんを回らせていただいたり、簡単な農作業を体験させていただいたり、町の雰囲気を見学させていただきました。

奥様 農業に関する知識が無かったので移住には不安でしたが、就農体験に参加させていただいて、先輩の新規就農者から農業で生計を立てていくお話をお聞きし、不安は無くなりました。

農林課 村石さん 就農体験は作業があればいつでもOKです。一泊二日からご相談に応じます。

写真:須坂市役所提供(就農体験の様子)

今はどんな品目を作られていますか?

ご主人 巨峰とシャインマスカット、川中島白桃ですね。須高エリアはシャインマスカットの生産量が全国一位です。今は須坂市では巨峰が多いですが、数年後には全国的に人気もあるので、シャインマスカットの方が多くなると思います。販売ルートは、ふるさと納税の返礼品と知人関係等に直販と農協出荷です。

写真:わだぶどう様提供(シャインマスカットと川中島白桃)

ぶどう農家になりたい方にアドバイスは?

ご主人 細かくて、粛々とやる作業が多いです。 市場に出すまでに人の手で整った形にしないといけないので、一房づつ手を入れていきます。ですので、細かい作業が好きな方は向いているかもしれませんね。また、須坂市は新規就農者に対し親身になってサポートしていただけるので、色々相談してみると良いと思います。

農林課 村石さん Iターンで農業をやられる方を対象とする補助金がありますので、ご相談いただければと思います。ほかにも農業機械・器具の補助や人脈づくりのサポートもさせていただいています。

写真:新規就農者の移住から畑の紹介まで親身にフォローしてくださる農林課の村石さんとご主人

大変なことはありますか?

ご主人 日が落ちれば終わりなので、残業も無く基本的には健康的な生活です。大変だなと思った事はほとんどないですね。気候的にもすごく良い条件ですし、地理的にもこれだけ山に囲まれているので、台風の被害もほとんどありません。里親さんは厳しかったんですけどね(笑)。

一般的なあいさつや時間を守るといった事がちゃんと出来るか等、技術よりも生活スタイルを重視して教えてくださる里親さんでした。会社組織ではないですけど一つの社会なので、そういうふうにしていかないと周りに迷惑をかけますしね。

ワーキングホリデーも受け入れていらっしゃるんですか?

ご主人 知り合いのゲストハウスで募集をかけて、繁忙期には外国から毎年、手伝いに来てくれて助かっています。日本での文化や日常体験に興味がある方々なので皆さん楽しんで手伝ってくれます。

写真:わだぶどう様提供(ワーホリを利用して繁忙期にお手伝いするフランス人の方)

農林課の村石さんの協力もあり、有志の仲間たちでそういう農業面での受け入れ体制を整える活動をしていて、この辺の特長の一つにしていこうと思っています。海外ではファームジョブも多いんですが、日本はまだまだ少ないので。

お住まいはどうされましたか?

ご主人 2年間の研修でお世話になった里親さんから畑を紹介していただき、その後、家が決まりました。主に空き家バンクや不動産屋さんにお願いして探しました。週末を利用して3、4回長野に来て15軒ほど回りましたが、引っ越す20日前くらいにようやく不動産屋さんになんとか探していただいて、この家をお借りする事ができました。

奥様 私の陶芸用の窯の置けるスペースという特殊な条件があったので、現地に行って直接お話のできる不動産屋さんじゃないと厳しかったと思います。

ご主人 空き家バンクは条件が合えば入りやすいですし、地域にもよると思いますが、農業を目指す方なら探しやすいかもしれませんね。

住んでみて須坂市はいかがですか?

奥様 空や山が綺麗ですね。食べ物も美味しいですし、湿度も低いので夏も快適です。子供が自然に囲まれた環境で育てられ、保育園も身体を使う事を中心に保育してくれるので、移住前に比べ体力もつきました。冬は寒いですが、雪は想像してたより降らないので安心しました。

ご主人 夏の繁忙期は妻も陶芸の合間でぶどう栽培を手伝ってくれるんですが、冬期間は僕も妻の陶芸を手伝ったり。お互い支え合い、自然の中で子育ても出来て、須坂に移住して良かったなと思います。

写真:わだぶどう様提供(ご主人が作られる巨峰&奥様の陶芸作品)

わだぶどう様のInstagramアカウント wadabudou


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