木曽町へ移住を考えている方へ移住先市町村の話題
update : 2016.02.19
今回は、長野県の南西部木曽川の流域にある、木曽町です。 古く中山道の宿場町として栄え、風情のある旧い町並みがあったりします。
木曽町での取り組みについて
町でも、移住に関しては力を入れ始めたところで現状の把握はまだまだです。
移住者の方に対応する窓口が現在ないので、統一した窓口を設置することが急務だと思っています。
ひとまず、空き家情報の登録を進めており、H27年度現在で民家が12件、別荘が9件登録しています。実際の成約件数としては、3-4件/年くらいです。
問い合わせは10件/年程度で、40-50代からの問い合わせが多く、若い世代は少ないですね。
木曽町に住む
移住先として人気のある地域は開田高原です。旧開田村になります。
以前から比較的移住してくる方が多く、定住しているようです。
人口2000人程度の村だったのですが、Iターン世帯が約13%にも上りました。
ペンションを経営したり、パン屋さんをやったりとしています。
郊外へ行くと車が必須になります。路線バスは幹線は1時間に1本程度で、土日は便が少なくなるので少し不便です。
オンデマンドバスもあるのですが、こちらはバス路線から1km以上はなれていると最寄のバス停まで乗ることができます。
町内はどこまで乗っても200円で利用できます。自然豊かなので、釣りですとか、スキー場も町内に2箇所周辺にも2箇所あるので身近に楽しめます。
アユや岩魚や山女などが釣れるので、移住してきた方にも釣りが好きで、景色が好きでここに決めたという方もいらっしゃいます。
野菜は高原野菜、白菜、とうもろこしが名産ですが、一番の名物はといえばやはり、すんき漬けです。最近話題になってきています。
体験住宅について
現在、2棟の募集中です。中心部から車で10分ほどのところで、開田高原へ向かう途中にあります。
「ふるさと体験館」という昔の小学校を再利用した体験施設のそば大きな道路沿いの少しひらけた場所にあります。木曽町出身の俳優、田中要次さんの生家をリフォームして活用しています。
いままでで、5世帯の利用実績があります。
基本的に利用は1年間としています。これは、いきなり移住してみる前に、木曽町での暮らし、田舎の生活を1年間通して体験していただきその後定住するか判断していただくために、1年間という期限としています。
黒川地区というところなのですが、その地域の活動にも参加していただきながら、移住を考えていただければという考えです。
これまでの5世帯のうち、3世帯が定住につながっていますので成果は出てきていると思います。間取りがかなり広い(リビングに当たる部屋は15畳程度)ので、単身だとつらいかもしれません。昔の日本家屋ですので、冬は寒いです。
定住にいたった方は、「地域で近所づきあいができて、ふれあえてよかった」と言うようなことをおっしゃっていました。
ですので、田舎での近所づきあいが苦でない方は、向いているかもしれません。
トイレは温水洗浄便座、お風呂のシャワー完備として、水周りはあたらしい設備になっています。
月額3万円で利用できますが、もっと下げてもいいのかなという気もします。さらに、もっと気軽に体験できないかと、他の空き家を探しています。
短期、たとえば1週間とかの滞在でも受け入れるような企画も検討中です。
田舎暮らし体験ツアーはH28年度の8月実施で計画中です。一番気持ちの良い時期ですので、気に入ってもらえればうれしいです。
町内での住まいについて
この体験住宅は、結構古い農家住宅なので、そういうところで暮らしを体験して、同じような古民家を望まれるということがあるかもしれません。そういった場合、紹介できそうな物件があるかどうかを正に今、調査を進めています。
物件はあるのですが、長期間手が入っていないのでリフォームにお金がかかるのもであったり、家財や仏壇がおきっぱなしになっている場合もあります。
町でもそういった空き家の片付けのための補助と、空き家の住宅活用の補助金を支給します。空き家を借りたり買ったりした場合、改修費の50%100万円を上限として支給します。こちらはこれまで年間、4-5件の活用実績となっています。
子育てその他支援
乳幼児小中学生の医療費助成を行っています。あとは入学卒業時のお祝い金制度があります。
特徴的なのは、若者定住祝い金制度です。H27年度より開始し、町へ定住の意思がある方で5年以上の定住意思があり、18~40歳未満の方を対象としています。
独身または夫婦は5万円、さらに子供と一緒だと7万円の支給となります。
他には、町内には子育てサークルがあるので、そちらの支援としても年間3万円支給したり活動場所の提供をしています。
出産は、県立の木曽病院があるのでこちらのご利用となっています。
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