信州住まい探しのポータルサイト

信州に住ーむず

信州へ移住をお考えの方へ

信州に住もう

池田町へ移住をお考えの方へ移住先市町村の話題

update : 2018.10.25

北アルプス

写真:池田町役場提供(北アルプスと田園水鏡)

池田町は北アルプスの山々と安曇野の田園を望む風光明媚な町です。

北アルプスの伏流水と豊かな大地が、おいしい米や野菜を育て、味わい深い日本酒も造られる地域です。近年は「花とハーブの里」として知られるほか、ワイン用ぶどうの生産も盛んに行われています。

中核都市の松本市、日本を代表するリゾートの白馬村の中間に位置し、それぞれにアクセスしやすい町です。また、高速道路を利用すると東京都や名古屋市からそれぞれ車で3時間30分程です。

今回は池田町移住定住促進係の遠藤係長と堀内さん(地域おこし協力隊)に池田町の移住への取り組みについて伺いました。

(左から移住定住促進係の堀内さん、遠藤係長)

生活環境はいかがですか?

遠藤係長 池田町は松本と白馬の中間に位置しその両方へ車で各40分程です。

冬のスキーやスノボはもちろんですが北アルプスの登山、山岳観光にしても栂池や八方尾根、南は上高地や美ヶ原も朝起きてその日の天気をみて日帰りで行けるので、立地的には便利だと思います。

また、内陸性気候のため晴天率が高く、スキー場がそれほど遠くない立地にもかかわらず雪が少なく毎日雪かきをするほどではありませんので、住みやすい地域です。実際にそのような理由で移住された方も多くいらっしゃいます。

中心街と有明山

写真:池田町役場提供(北アルプス有明山と麓の池田町中心街。
中央の高い建物は診療科が21ある北アルプス医療センターあづみ病院)

総合病院もあり大きなスーパーも2店、コンビニも6店、ほかにも金融機関もあるので車があれば生活に困る事はないと思います。

自然環境だけでなく都市機能も充実している住みやすさから、長野県内に移住された方で次の移住先として池田町を選ばれる方も増えています。

年代的にはアクティブシニア層が多いですが、その方のお子さんやお孫さんも池田町に遊びに来て、気に入っていただき移住されるケースもあります。

北アルプスの眺望も素晴らしいですね

遠藤係長 北アルプスのパノラマの風景を望む場所を探されている方はとても多いですね。池田町からは北アルプスの蝶ヶ岳から白馬三山までパノラマで一望でき、周辺地域のなかでもその美しさに定評があります。

滝の台から

写真:池田町役場提供(北アルプスと池田町)

最近は自分達で無農薬野菜を作りたい等、オーガニックな生活を求め移住される方もいらっしゃいます。

堀内さん 私もオーガニックな生活を望んで東京から池田町に移住しました。子供が大きくなっていくにあたり、都会ではなく豊かな自然と触れあえる場所で、安心安全な食べ物で育って欲しいという願いで来ました。その思いから自分達の食べ物は自分たちで作りたくて、今年からお米を作っています。

また、魅力的な野外保育の施設が池田町や周辺地域にあるのも理由の一つでした。

写真:池田町役場提供(堀内さんのはざ掛けの様子)

移住希望者へのサポートはいかがですか?

遠藤係長 今年は日帰り移住ツアー(池田町全体の案内)を2ヶ月に1回(平成30年度は奇数月の第2土曜日)行っています。ワゴン車で少人数制のため、参加者の希望に応じたツアーを行っています。

回数が多いことから、季節を変えていらっしゃるリピーターの方もいらっしゃいます。次回は11月10日です。

移住ツアー移住ツアー

写真:池田町役場提供(移住ツアーの様子。薪割り体験(左)先輩移住者のお宅訪問(右))

また、今年からは日帰りツアーでは体験できない朝と夜の雰囲気を感じていただけるように一泊二日のツアーも年2回開催しています。池田町をまったく知らなかった方が都市部のセミナーで池田町を知ってツアーに参加し、気に入っていただき、移住されるという方が多いです。昨年の6月に参加された方で、もう家を建てて移住された方もいらっしゃいます。

物件探しのサポートはありますか?

遠藤係長 空き家バンクの情報はHPでも公開していますのでご覧いただければと思います。(http://www.ikedamachi.net/0000000829.html)賃貸はまだ少ないですが、再移住の方は終の住処ということで、最近は土地を買って家を建てる方も増えてきました。

また、補助金制度も創設しました。住宅取得補助金や住環境整備補助金(改修補助金、整備・片付け補助金、空き家解体補助金)です。

その中でも「空き家解体補助金(定額50万円)」は、空き家バンクに登録された物件を解体して、建直す際の解体費用を補助するもので、他の自治体にはない制度です。

古い物件でも解体して更地にして新たに新築をたてる計画の方には向いているかもしれません。

写真:池田町役場提供
(1973年建築。解体前提の作業所付き住宅。400万円。空き家バンク登録物件。)

さらに、今年の4月から空き家バンクに付随した農地に関しては、農業委員会の許可があれば農業者でなくても取得できるようになりました。

こちらは想定していたよりも農地がほしいというニーズがあり、ほとんどが成約済みとなっています。

お仕事はどのように探せば良いですか?

遠藤係長 池田町は立地的に松本市や安曇野市も通勤圏内ですので、松本市や安曇野市で探される方が多いです。個人で開業される方は洋菓子店やパン屋を経営されたり料理教室を開かれたり、翻訳の仕事をされたりという方もいらっしゃいます。

移住後のフォローはいかがですか?

遠藤係長 実際に池田町に移住して10年以内の定住アドバイザーが5名いまして、移住後の相談をお受けするなどのサポートをさせていただいています。

※記事の内容は取材時のものです。最新の詳細については市町村や取材元にご確認ください。


PAGE TOP