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 9月8日(土曜日)NPO法人ふるさと回帰支援センターで信州『田舎暮らし』セミナー“秋“が開催されました。ふるさと回帰支援センターとは、東京有楽町の東京交通会館内の6Fにあります。「ふるさと暮らし情報センター」と称し、ふるさと回帰に関するパンフレットや資料を常備し、田舎暮らしを希望する方に、より具体的な地方の情報を提供し、各種相談に応じています。

 ふるさと暮らしに関するセミナーも随時開催してる中で、今回は8回目主に長野県中南信地域のPRで、共同参加市町村として『茅野市」『原村』『泰阜村』『安曇野市』4市町村の各担当者ががそれぞれの地域の特性や魅力を紹介しました。

会場に用意された定員50名程の席は埋め尽くされ、また飛び入りの参加もあり、信州の人気の高さが伺えました。

 

参加者の年代はさまざまで、セカンドライフの年代から、子育て世代、独身世代…

それぞれの夢を抱きながら参加している様子が会場から伝わってきました。

単なる見どころの紹介だけにとどまらず、『住む』に重点をおき、医療機関の数、教育機関、下水道の普及率等の生活に必要な情報を、『日常の暮らしをイメージそしてシュミレーション』できるように、参加者の方々にしっかり伝えている点がとても印象的でした。

特に信州にIターンを検討する方々は冬の気候についての関心や雪のイメージが強いのでしょうか、各地域ごと信州の冬の生活をイメージしやすいよう写真を交え視覚的に伝えつつ、雪の降る量から回数、その他『冬場は常にスタッドレスをはいたままにする』など具体的なアドバイスも交えていました。

 今回プログラムの一つで、Iターンを決断し長野県で生活をしている移住者が「長野県での心豊かな暮らし』と題しその生活を語りました。

田舎暮らしを検討される方々は、暮らしの情報も必要ですが、どのような理由で移住を決めたのか…『決断の理由や過程』の“気持ちの面”も気になるところだと思います。

『自給自足』 『スローライフ』 『セカンドライフ』

神奈川県から長野県へIターンを決めた先輩移住者が3つの理由をお話下さいました。

みなさん共通する点が多く響くものがあるのではないでしょうか?

想いを現実にした今は、『豊かな自然の中ではっきりとした四季を肌で感じ、優しい人のぬくもりを日々感じている』と充実した日々を送られているそうです。

 また安曇野市に移住された宮崎さんのお話をお聴きしました。

宮崎さんはIターンを決断し、長野県安曇野市で不動産売買&コンサルティングを専門とする不動産事務所を構えています。

現在ではNPOや地域の景観活動等のまちづくりにも積極的に関わり、「土地と住まいのコンサルティング」から「まちとくらしのコンサルティング」への飛躍をめざしているそうです。

田舎暮らしを満喫している宮崎さんですが、仕事である田舎暮らしの相談・不動産のサポート中で感じていることがあるそうです。

ネットの時代の便利さ故、「漠然としたビジョン」は物件選びが目的になり、はたまた物件選びが目標なってしまう点を心配しておられました。

夢を現実に変えていく必要な点は、『地域をまず決める』 『地域の慣習の違いを良く知る』 『地域特性とコミュニティーをよく知る』と教えて頂きました。

『こういう所でこういう暮らしがしたいというはっきりとしたビジョン』を持つ…

田舎暮らし先輩の生の声に、参加者の方々は真剣に耳を傾けていました。

 内容の濃い4市町村の紹介の後は、それぞれのブースで個別相談の時間が設けられました。

 

それぞれの夢やビジョンや不安を具体的に相談できるとあり、

和気あいあいと時には真剣な表情になったりと、予定されていた1時間はあっという間に過ぎていく様子でした。

 

3時間におよぶセミナーは大変活気に満ち、充実した時間が流れました。

今回のセミナーには、はるばる仙台から参加された方もおられました。

『地元ではこのようなセミナーはなかなか見当らない。このセミナーの為に東京にきました。』

とおっしゃっていたのは30代男性。

夢の『田舎暮らし』の実現に必要な『はっきりとしたビジョン』も新たに見えてきた様子で、

今回のセミナーは夢から現実に一歩すすむとても良い機会となったようです。

今後、県では毎月充実したセミナーを開催していきます。

また、宅建協会も県に協力しながらみなさまの田舎暮らしをサポートをしていきます。