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〈きっかけ〉

2008年より、長野県松本市に単身赴任。平日を長野で暮らし、週末に名古屋の自宅に帰る生活が始まりました。

昨年2010年の夏の猛暑で名古屋に住む米寿を迎えた母の体調もあり、夏快適に過ごせる長野での生活を提案したところ、自然に触れられる環境の良さや農作物の美味しさに感動して長野に住む〝半移住〟を試みる事になりました。

長年過ごした名古屋の地を米寿になる母は離れる事ができないので、夏は長野・冬は名古屋中心の生活をやってみようというわけです。

今年から、長野の暮らしが本格化すると思います。

 

〈準備・利用した制度〉

準備に関しては、半年ぐらいの期間。

利用した制度等はないのですが・・・仕事柄、行政の方々とも会う事が多く、長野県観光部観光企画課で情報を提供している「田舎暮らし楽園信州」のWEBサイトを運営していた当時の担当の方とめぐり合い、様々なアドバイスをいただきました。

例えば、「今は、パッセンジャー(旅客)的視点で見ているが、借家などで一度暮らしてから長野移住を決断した方が良いです。」など・・・

それと、一番の利用した事は、「田舎暮らし楽園信州」の担当者から紹介された、地元の長野県宅地建物取引業協会の不動産会社の方のアドバイスですね。

岡谷市と松本市の不動産会社の方たちからは、地域性や生活等の情報を親切に親身になって教えていただきました。

 

〈移住の決定理由〉

大学の地方事務所としてもちろん地の利という仕事のウエイトが大きいのですが、快適に過ごせる夏や自然豊かな環境や仕事を通して関わった地域の方(個人的には駅前商店街組合の方達や古書店のオヤジさん達)の人柄の良さも決定理由ですね。

それと、今住んでいる梓川の借家には「土蔵」がありそこを利用できる事ですね。6000冊の本がありますが、置き場所に困っていたのです。

 

〈現在の生活パターン〉

まだ手さぐり状態ですが、これから本格的に長野で暮らすようになりますね。楽しみですが、不安もないわけではありません。

 

〈苦労した点・予想外〉

 

最大の苦労は・・・冬の寒さです。

2008年四月、仕事を進めていく中で長野県での春の寒さを経験いたしました。

その時に「 四月でこの寒さでは仕事や居住は無理かも・・・」と思いましたね。

何とかしのいでいる、といったところです。

通勤は自転車を使うのですが・・・「防寒用の耳あて」や「手袋3枚重ね」は長野に来て初めて使うようになりました。

「想定外」は・・・

正月に帰省して、梓の家に戻ったら、トイレ・お風呂場が氷っていた事にはびっくりしました!!

〈UJIターン者にアドバイス〉

WEBサイトを良く利用することです。

仕事で長野に訪れる事は多かったのですが、公共交通機関と仕事先のドアTOドアで目的地以外の周辺情報を知りませんでした。

WEB等を利用した事で色々な情報は入手できました。

 

それと、最大のアドバイス・・・それは地元の不動産業者の方の情報です。

不動産業者の方は、街や人の暮らす環境の節目を知っている方々です。

そこに暮らす地域の情報を持っているので、是非一度相談してみてください。

今は、メールなど遠く離れた場所でも、情報は入ります。

上手く活用して、時間があれば現地に足を運び交流をし、「地域性」を体験してから決定していくことをお勧めいたします。


津田 道明

日本福祉大学 北陸・信越地域センター
松本オフィス 所長

愛知県出身